SIG-MC
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【開催報告】2025年春季全国大会 SIG-MC 企画セッション
2025年春季全国大会において、SIG-MC(マイクロクレデンシャル)はSIGセッションを開催いたしました。
SIGセッションでは最初に「MCの利用と普及に関する国内外の動向」と題して、SIG代表の重田勝介氏(北海道大学)が、マイクロクレデンシャルの概説および高等教育における活用事例、利用における課題について話題提供をしました。
次に、田中恵子氏(京都情報大学院大学)より「日本におけるマイクロクレデンシャルの意味理解に向けて」をテーマとして、形式的定義の限界やイノベーションとしてのマイクロクレデンシャルの意味的定義の試案、デジタルクレデンシャルの技術発展が教育にどのようなインパクトをもたらすのか、教育工学研究の対象としてのマイクロクレデンシャルの可能性についてビデオにてご講演いただきました。
続いて、SIGコアメンバーの宮崎誠氏(帝京大学)より、マイクロクレデンシャルにおけるデジタル証明に関連して「Open Badges 3.0」について概説したのち、「MCの実装可能性」に関して看護教育および原子力教育の関係者に行ったインタビュー調査の結果を紹介しました。
会場ではPadletで質問を受け、マイクロクレデンシャルの可能性と課題について議論を繰り広げましました。当日は25名の方にご参加いただき、セッションは盛況のうちに終えることができました。皆様からいただいたご質問やコメントは、今後のSIG-MCの活動に活かしてまいります。SIGセッションにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
当日の資料はこちらのリンクからご参照いただけます:https://drive.google.com/drive/folders/1pfFbF7Z_ECS2Ue9qlNFPNKyygJe2OhXW

SIGセッションの様子

当日共有したPadlet