日本教育工学会論文誌 特集号「1人1台端末時代の教員養成と現職研修」
原稿の受理に関わるフローのお知らせと投稿時の確認のお願い

日本教育工学会論文誌特集号編集委員会

 上記特集号に投稿予定の会員のみなさまに、原稿の受理に関わるフローおよび投稿される際にご確認いただきたい点をお知らせ申し上げます。多くの会員のみなさまからのご投稿をお待ちしております。

(1)原稿の受理に関わるフローについて
 本特集号に原稿を投稿いただいたのち、正式な受理に至るまでに、①日本教育工学会編集委員会事務局、②日本教育工学会論文誌特集号編集委員会、③校閲の専門業者など、複数の箇所を経て、確認を行う予定です。その際、以下のような点について確認いたします。
   a.日本教育工学会論文誌としてのスコープとの合致
   b.剽窃などの有無
   c.図版利用や著作物利用における問題の有無
   (例:原著作者の許諾無く他者の著作物に手を加えて掲載する、
    「○○を参考に」とあるが多くの表現はそのままである、等。
    また、改変を許可されていない心理尺度の利用、等。
    原著作者に許諾を得ている場合は、付記に記載してください。)
   d.研究倫理上の問題の有無
   (例:研究協力者が幾ばくかでも特定可能な形になっていること、
    利益相反がある可能性があるのにも関わらず謝辞や付記に記されていないこと、等)
   e.「投稿規程」「執筆の手引」の遵守
上記の手続きおよび確認のため、原稿の正式な受理までに時間を要しますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、「投稿規程」「執筆の手引」「著作権規程」を熟読し、それをふまえて執筆された原稿と確認できたとしても、その原稿に不備があると確認・判断された場合、それが軽微なものであれば修正を求めることがあります。修正後、原稿を再確認し、受理の可否について判断いたします。ただし、問題が散見される場合は、原稿を受理しない場合もありますので、ご自身で十分に確認の上、投稿くださいますようお願いいたします。

(2)自己剽窃の防止について
本学会の研究会や大会等で発表された原稿は、論文にするにあたって、その発表を発展させることを前提に、論文誌に投稿することは差し支えないとしてきました。しかし、内容としては同一のものが部分的に入っていたとしても、表現も全く同一の原稿を投稿することは、見方によっては自己剽窃と捉えられる恐れがあります。例えば、研究会の原稿は、J-STAGEに公開されるため、読者の誤解を招くことも考えられます。そこで、自己引用をしつつ、研究会や大会等の発表内容や原稿と投稿した論文誌の内容との共通と相違や、発展させた箇所を明記してください。加えて、表現についても改善・向上していただきますようお願いいたします。

特集:1人1台端末時代の教員養成と現職研修

GIGAスクール構想の実現に向けて,教員養成および現職教員において新たな動きが進みつつあります.これまで,教職課程においては,「各教科の指導法」や「教育の方法及び技術」に情報機器及び教材の活用に関する内容を含むこととされてきましたが,2022年度以降「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」に関する事項を1単位以上修得することが求められることになりました.学校では,教師のICT機器の活用が黒板やチョークのそれと同じになりつつあり,また,児童・生徒にICT機器を活用させることがノート指導と同じになりつつあります.どのような端末を,どのように利用させるかではなく,なぜこの教科のこの単元のこの授業で,ICT機器を用いる必要があるのかさえも考えた上で活用する段階に来ました.その一方で,教員免許更新制が廃止されたために,自治体や各学校はそれに替わる研修を模索しつつあり,GIGAスクール構想の実現に向けて,学校に整備されたICT機器を活用するためのさまざまな現職研修が試みられています.今回の特集号では,高等教育機関における教職課程や教職大学院におけるICT関連の授業,国・自治体・学校等で行われている現職研修,さらには,教師の養成・採用・研修の一体化やそこでの大学と自治体の連携等に焦点を当て,これらから得られる知見を広く募集します.

1.対象分野

本特集号で募集する論文テーマについて例示します.以下のテーマはあくまで例であり,1人1台端末時代の教員養成および現職研修に関する研究を広く募集します.
1)1人1台端末時代の教員養成・教職大学院における新たな試み
2)1人1台端末時代の行政研修・校内研修
3)ICT機器を活用した授業を対象にした授業研究・授業分析
4)ICT機器を活用した授業のためのアクションリサーチ
5)1人1台端末時代の養成・採用・研修の一体化にむけた取り組み
6)1人1台端末時代の養成・研修の質保障
7)現職研修での知見に資する児童・生徒の行動分析
8)現職研修での知見に資する1人1台端末時代の評価
9)1人1台端末の整備のための行政および学校の取り組みに関する研究
10)1人1台端末の授業を実施するための教師用システムの開発および評価

2.募集論文の種類

通常の論文誌と同様に,「論文」「システム開発論文」「教育実践研究論文」「資料」「寄書」を募集します.それぞれの論文種別については,投稿規定をご覧下さい.論文の査読は,通常の論文誌の場合と同 じです.ただし,査読は2回限りとし,編集委員会が示した掲載の条件を修正原稿で満たさない場合は 採録になりません.「ショートレター」として既に掲載されている内容を発展させて「論文」として投稿 することも可能ですが,単に分量を増やして詳細に説明しただけでは発展させたことになりませんのでご注意下さい.なお,本特集号へ投稿された論文が特集号編集委員会にて対象分野外と判断された場合には,一般論文として扱うことになります.あらかじめご了承下さい.

3.論文投稿締切日

論文投稿締切:2024年2月10日(土)17:00
最終原稿提出締切:2024年2月17日(土)17:00
発行予定:2024年11月

4.論文投稿の仕方

原稿は「投稿規程」と「執筆の手引」に従って執筆し,学会ホームページの会員専用Webサイトから電子投稿して下さい.会員ID とパスワードが必要です.郵送による投稿は受け付けておりません

5. 問い合せ先

日本教育工学会事務局 tokushu2024(at)jset.gr.jp ※ (at) は @に置き換えてください