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SIG-TL 第3回研究会『若手研究者・大学院生 研究発表会』開催報告

日時:2023年6月1日(木)18時00分~19時45分

場所:オンライン

参加人数:16名

 SIG-TLでは,実践的な立場から教育工学が取り組む課題にアプローチすることに興味関心のある会員同士が学問的な交流を継続して行う機会として, 3種類の活動(関連分野の著名人を招いた研究会,萌芽的研究や若手研究者・教育実践者の研究発表と勉強会,データを用いた分析のワークショップ)を企画している.

 第3回研究会は,若手研究者・大学院生の研究発表会を企画し,次の3名の大学院生がこれまで取り組んだ研究や、現在取り組んでいる研究について20分程度で報告してくれた。


■研究報告1

「真正の評価」と「真正の学び/学力」を比較した「真正性」の検討

長﨑 耕作氏(島根大学大学院教育学研究科)

■研究報告2

「音」を題材とした教科横断型探究カリキュラムの開発

伊藤 梨乃氏(岐阜大学大学院教育学研究科)

■研究報告3

「非正規教員である」ことをめぐる当事者の解釈実践

菊地原 守氏(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)


 この研究会は大学院生が参加しやすい時間を考え,平日の18時から開始となりましたが.大学教員だけでなく,小・中学校の教員,教育委員会、学生、あわせて16名の参加がありました.質疑応答の時間は5分ほどしか取れませんでしたが,チャットにも積極的に質問を書き込んでくださる参加者もおり,研究報告を行ってくれた大学院生の皆さんにとっても参加者にとっても有意義な学びの場となりました.最後に,短時間で発表準備を行なってくださった大学院生の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます.

文責:今井亜湖(岐阜大学)