研究会

テーマ

学習科学/一般

開催日時
20231209

開催場所
職業能力開発総合大学校(小平市)
申込期限
10月9日(月)
原稿期限
11月9日(木)

研究会の発表募集

会場  :職業能力開発総合大学校(小平市) ※事情により会場が変更になりました
開催担当:上田勇仁
発表申込締切:2023年10月9日(月)
原稿提出締切:2023年11月9日(木)
参加登録締切:2023年12月1日(金)
お問い合わせ:研究会委員会study-group-core(at)jset.gr.jp ※(at)は@に置き換える

*発表者は「発表申込」「参加登録」を参加者は「参加登録」を行ってください。「参加登録」にあたっては,事前に費用の納付をお願いします.詳細は下の「参加申込・参加方法など」をご覧ください.お申込み後の参加費及び発表費は、原則返金いたしませんのでご注意ください。

12月の研究会では,オンライン配信は行わない予定です。「発表者」も「参加者」も現地にお越しください。なお,状況によって完全オンラインに切り替えることがあります.

*当日,学生食堂は営業していません.周辺のコンビニ等をご利用ください

募集内容

 学習科学では,これまで現代社会における学習の質の向上を目指し,認知科学研究や工学研究を組み合わせながら学習者の学習過程を解明することに取り組んでおりました.学習科学は「学習者中心」の考え方を基盤として,能力を獲得する過程において,学習者同士の協調や道具,文化との相互作用が深く関わっているとされています.昨今では大規模言語モデルを活用した生成系AIVRAR等,学習者を取り巻くICT環境は日々急速に変化しており,学習科学の領域においてもこれらの環境を踏まえた研究の発展が期待されます.

 そこで,本研究会では学習者の学習過程の解明の試みを目指した基盤的な研究や授業において認知科学研究や工学研究を組み合わせた教育実践研究,学習過程の支援ツールの開発など,学習科学に関する発表を募集します. また,従来どおり,教育工学一般に関する発表も募集します.

発表申込

2023年10月9日(月)締切 ※締め切りました

・発表は「研究会新規登録」から申し込んでください.発表者氏名・所属・メールアドレス等の申込者の情報, 発表題目・テーマ/一般の選択・発表要旨(200字程度)・連名者の発表内容に関する情報を入力してください.
・発表内容に関する情報は,原稿提出時までの修正が可能です.修正は「日本教育工学会研究会マイページ」から行ってください.
・締切後,申し込まれた方宛てに,原稿の執筆及び提出に関し,メールにてご案内いたします.

発表申込・原稿提出時の注意

 研究会の発表申込及び原稿提出を正常に受付致しますと,ご登録頂いたe-mail宛に受付完了メールを送信いたします.メールが届かない場合は,「お問い合わせ」の研究会委員会までご連絡ください.確認を行わなかった場合の不利益(申込が受付けられなかった場合等)に関しては,本学会では責任を負い兼ねますので,ご了承ください.
※学会からのメールが「迷惑メールフォルダ」に分類されてしまう場合があります.メールが届かない場合,ご確認ください.

原稿執筆

 発表原稿は,原稿テンプレート(Word形式PDF形式)をご一読いただき,必ず所定の書式に従って作成してください.なお,Word形式はお使いのバージョンによって図表等の位置にずれが生じる場合がありますので,PDF形式を併せてご参照ください.また,Wordを使用する場合は,原稿テンプレートに設定されている「スタイル」を利用すると便利です.なお,提出された原稿が所定の書式と著しく異なる場合,次回以降の研究会に改めて投稿していただくことがあります.
※原稿テンプレートは2023年9月に,論文テンプレート2023年9月7日版に準ずる形で内容を改めました.
※ファイルをクリックしてもダウンロードできない場合は,リンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を選択してください.

原稿提出

締切:2023年11月9日(木)※締め切りました 
・原稿の提出は,「日本教育工学会研究会マイページ」から,「発表申込」時に発行された「登録番号」と「パスワード」を使用して提出して下さい.「発表申込」の後,マイページより原稿を提出することができます(「発表申込」をしないと提出することはできません)
・原稿は PDF 形式(サイズは10Mバイトまで)による電子的な提出とします.セキュリティによる制限をかけないようにしてください.
・原稿提出期限までに原稿が提出されていない場合は,原則として発表がキャンセルとなります.また,研究会の発表プログラムから削除されます.ニューズレター等には,原則,申込時の情報がプログラムとして記載されますので,ご了承ください.

参加申込・参加方法など

締切:2023年12月1日(金) ※締め切りました
 参加登録から,事前に参加登録をお願いします.発表される場合,あるいは参加のみされる場合も,参加登録を行い,費用をお支払いください.すでに発表申し込みをされている方も,追加で参加登録の手続きを行ってください.なお,年間パスを購入いただいても参加するには参加登録が必要です.研究会当日,現地会場の受付では事前に「参加登録」が済んでおられるかを確認します.受付では参加費・発表費のお支払いには対応できませんので,お気を付けください.
 *参加費は1,000円です(年度当初に年間パスを購入いただいている場合は不要).
  加えて,発表の場合は発表費(会員1,000円,非会員2,000円)が必要です.
  参加登録後の案内に従って決済してください.
 *発表費は,連名者が何名いても発表1件につき1名分(1回分)です.
  連名発表の場合,第一著者がお支払いください.連名者は必要はありません.
 *領収書は研究会当日から1週間、マイページよりダウンロードすることができます.
 *研究会当日は,連名者全員の参加を求めるものではありません.
 *連名者であっても,研究会当日に参加されない場合は参加費は不要です.
 *発表会場等の詳細は、事前参加登録者へ、研究会の数日前にメールにて通知します。

※学会のメールが「迷惑メールフォルダ」に分類されてしまう場合があります.メールが届かない場合,念の為,ご確認をお願いします.

研究会報告集(J-Stage)

 2021年度より発表原稿が掲載された「日本教育工学会研究会報告集」の紙冊子での刊行は廃止しました.研究会報告集は研究会の3日前をめどにJ-STAGE上にフリーアクセスとして掲載されます.研究会当日はJ-STAGEにアクセスしてご覧ください.当日,Wi-Fiにアクセスできない方は,事前にダウンロードしてご参加ください.これまでの発表原稿は「日本教育工学会研究報告集」からご覧いただけます.

プログラム

発表時間:発表1件につき24分(発表19分,質疑5分)の持ち時間です。また,発表間に交代のための1分を設けます。
発表原稿は,J-STAGEの「日本教育工学会研究報告集」にアクセスしてご覧ください。本会場ではインターネット環境を準備していません。事前にダウンロードしてご参加ください。

  • 午前の部     (10:00-12:10)

    諸連絡(10:00-10:05)

    A会場 座長 望月 俊男(専修大学),篠崎 祐介(東京学芸大学)

    A1

    複数の矛盾する情報の統合を促す認識的スクリプトの予備的評価
    望月 俊男(専修大学)・クラーク A. チン(ラトガース大学)・エオウィン P. オドワイヤー(ラトガース大学)・ミャッミンスェ(スパイスワークス・ミャンマー)・テイミンカウン(スパイスワークス・ミャンマー)・関根 聖二(スパイスワークス・ミャンマー)

    A2

    授業者の視線・教授行動が受講者の学習に与える効果
    吉田 圭輔(函館工業高等専門学校)・三上 貞芳(公立はこだて未来大学)・濵 克己(函館工業高等専門学校)

    A3

    児童生徒の情報活用能力の保持自認と教師のICT活用指導力の保持自認における分析
    家元 瑛基(東京学芸大学)・池之上 勇斗(東京学芸大学)・北澤 武(東京学芸大学)・益川 弘如(聖心女子大学)

    A4

    記述指導支援に向けた文間接続関係の自動推定システムに関する研究
    相澤 祐一(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)・鋤田 大日(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)・笠間 俊夫(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)

    A5

    AHPを活用した読解教材の選択過程の検討
    篠崎 祐介(東京学芸大学)

    B会場 座長 石川 奈保子(北海道大学),阿部 真由美(早稲田大学)

    B1

    日本におけるインストラクショナルデザイン研究のレビュー(2019-2022)
    石川 奈保子(北海道大学)・市川 尚(岩手県立大学)・阿部 真由美(早稲田大学)・石田 百合子(職業能力開発総合大学校)・市村 由起(千葉商科大学)・甲斐 晶子(青山学院大学)・杉浦 真由美(北海道大学)・根本 淳子(明治学院大学)・高橋 暁子(千葉工業大学)

    B2

    自己説明ワークシートの使用による相互評価でのコメントの変化
    沙 華哲(北海道大学)・杉浦 真由美(北海道大学)・重田 勝介(北海道大学)

    B3

    ライティング授業でのピアレスポンスにおける回答活動の効果
    阿部 真由美(早稲田大学)・杉浦 真由美(北海道大学)・石川 奈保子(北海道大学)

    B4

    教科教育法と教育方法の連携にかかわる一考察
    波多野 和彦(江戸川大学)・中村 佐里(尚絅大学)・三尾 忠男(早稲田大学)

    B5

    振り返りから見た「授業の良さ」の類型化―理系の教職課程を事例として―
    中村 佐里(尚絅大学)・三尾 忠男(早稲田大学)・波多野 和彦(江戸川大学)

    C会場 座長 山本 朋弘(中村学園大学),森岡 真弥(中村学園大学)

    C1

    家庭への情報端末の持ち帰りや家庭での有効活用を促す情報公開に関する分析
    山本 朋弘(中村学園大学)・堀田 龍也(東北大学)

    C2

    小学校図画工作での情報端末を活用した授業実践の動向
    北原 郁美(中村学園大学)・山本 朋弘(中村学園大学)

    C3

    図画工作科におけるICTを活用した協働的な学び
    鈴木 晴(横浜国立大学)・鬼藤 明仁(横浜国立大学)

    C4

    1人1台端末とクラウド環境での協働学習における教師の支援に関する動向の分析
    森岡 真弥(中村学園大学)・山本 朋弘(中村学園大学)・野口 太輔(中村学園大学)

    C5

    小学校低学年担当教員の1人1台端末活用に関する指導観と活用に対する阻害・促進要因
    橋本 泰介(関西大学)・小柳 和喜雄(関西大学)

  • 午後の部①     (13:25-15:35)

    諸連絡(13:25-13:30)

    A会場 座長 上土井 宏太(鹿児島大学),上園 雄太(千葉大学・野田市立七光台小学校)

    A6

    ICTを活用したディベート教育の可能性
    上土井 宏太(鹿児島大学)

    A7

    小学校段階におけるクリティカル・シンキング教育の実践の検討―教科等横断的な視点でのGoogle Classroomの活用を通して―
    上園 雄太(千葉大学・野田市立七光台小学校)

    A8

    ボックス埋め込み技術を活用した科目の関連性可視化ツールの開発
    橋本 菜々子(近畿大学)・越智 洋司(近畿大学)

    A9

    オンライン授業ログを用いた学習者の行動パラメータ作成と分類手法の提案
    岑 駿之介(近畿大学)・越智 洋司(近畿大学)

    A10

    知的障害のある児童生徒の適応行動を支援するアプリケーションマトリクスの検討
    佐藤 裕理(埼玉県立越谷西特別支援学校)・村浦 新之助(埼玉県立上尾特別支援学校)・関口 あさか(埼玉県立本庄特別支援学校)・水内 豊和(島根県立大学)

    B会場 座長 森 裕生(鹿児島大学),尾関 基行(武庫川女子大学)

    B6

    大学共通教育科目受講生の生成系AIの認識と活用に関する一検討
    森 裕生(鹿児島大学)・橋口 優衣(鹿児島大学)

    B7

    生成AIを取り入れたPBLの授業設計と実践
    家本 繁(中央大学)・永原 健大郎(東京工業大学)

    B8

    文章生成AIを活用した児童の自由記述からの指導・助言生成の試み
    笠原 秀浩(東京学芸大学)・高橋 純(東京学芸大学)

    B9

    AIを用いた協働学習アプリの授業研究―キャリア教育における「自己の位置」の視覚化―
    山田 晋作(帝京大学・帝京大学小学校)・荒巻 恵子(帝京大学)・石井 卓之(帝京大学・帝京大学小学校)

    B10

    プログラミングの反転授業における学生のChatGPTの利用について
    尾関 基行(武庫川女子大学)・越智 美月(武庫川女子大学)

    C会場 座長 武田 亘明(札幌市立大学),半田 純子(職業能力開発総合大学校)

    C6

    地域連携型コミュニティ・マルシェにおける参加者の役割と意識の変化について
    武田 亘明(札幌市立大学)・片山 めぐみ(札幌市立大学)・大村 莉乃(札幌市立大学)

    C7

    プログラミング的思考の選択式テストの就労者への適用と分析
    笠松 美歩(日本電信電話株式会社)・小矢 英毅(日本電信電話株式会社)・中島 一(日本電信電話株式会社)・大石 晴夫(日本電信電話株式会社)・森田 裕介(早稲田大学)

    C8

    オンラインによるロボットプログラミング教育の検討
    伊藤 恒平(金沢工業大学)

    C9

    技能五輪国際大会メダル獲得国の訓練計画策定状況の分析
    菊池 拓男(職業能力開発総合大学校)・半田 純子(職業能力開発総合大学校)・山下 龍生(職業能力開発総合大学校)・羽田野 健(合同会社ネス)

    C10

    技能五輪国際大会のメダリストに求められる非認知能力―レジリエンスの視点から―
    半田 純子(職業能力開発総合大学校)・菊池 拓男(職業能力開発総合大学校)・羽田野 健(合同会社ネス)

    D会場 座長 登本 洋子(東京学芸大学),時任 隼平(関西学院大学)

    D1

    初等中等教育教員の生成AIの使用経験による認識,情緒的・認知的態度,発達への影響観の違い
    登本 洋子(東京学芸大学)・齋藤 玲(東北大学)・堀田 龍也(東北大学)

    D2

    スクールリーダーを対象としたオンデマンド型研修の効用
    黒川 雅幸(愛知教育大学)・磯部 征尊(愛知教育大学)

    D3

    学校経営とレジリエンス
    勝田 拓真(名古屋女子大学)

    D4

    退職教員の退職理由と在職時に受けたソーシャル・サポートの関係
    峯村 恒平(目白大学)・渡邉 はるか(目白大学)・枝元 香菜子(金沢学院大学)・藤谷 哲(玉川大学)

    D5

    公立高等学校英語科教育におけるポートフォリオ利用に関する一考察
    時任 隼平(関西学院大学)

  • 午後の部②     (15:45-17:25)

    A会場 座長 後藤 康志(新潟大学),一戸 智之(柴田学園大学)

    A11

    主体的・対話的で深い学びの教職課程履修学生の意識の学年間比較
    後藤 康志(新潟大学)

    A12

    児童生徒の読書量を増やすための読書嫌いの要因分析
    森下 夏鈴(信州大学)・谷塚 光典(信州大学)・森下 孟(信州大学)

    A13

    教員養成の観点からみた中日小学校のSTEAM教育に関する調査・分析
    Chen Xi(信州大学)・松本 奈菜三(信州大学)・森下 孟(信州大学)

    A14

    ピアノ学習における協調学習と技能習得の関連性および影響要因の検討
    一戸 智之(柴田学園大学)

    B会場 座長 可部 繁三郎(福井工業大学),野口 太輔(中村学園大学)

    B11

    ミニッツペーパーの一覧化による授業改善の試み
    可部 繁三郎(福井工業大学)

    B12

    ゲーミフィケーションを活用したSDGs教育における効果的に行動変容を促進させる手法に関する研究
    高畠 晃大(金沢工業大学)・平本 督太郎(金沢工業大学)

    B13

    オープンブック評価が学習者の家庭学習と学習意識に及ぼす影響
    入川 琢仁(国際基督教大学)

    B14

    情報端末を活用した算数科の授業に関する教育学部大学生の意識調査と大学での授業の在り方の検討
    野口 太輔(中村学園大学)・山本 朋弘(中村学園大学)・森岡 真弥(中村学園大学)

    C会場 座長 赤間 祐也(武蔵高等学校中学校),石川 保茂(京都外国語大学)

    C11

    高等学校数学科におけるICT機器を利用した授業に対する学習者の認識についての調査
    赤間 祐也(武蔵高等学校中学校)

    C12

    高等学校古典の授業における情報モラル教育の試み―『徒然草』を用いた授業デザイン―
    大井 良知(大阪府立千里高等学校)

    C13

    中学校総合的な学習の時間におけるゼミナールを取り入れた探究学習の実践と評価
    深水 皓司(横須賀市立浦賀中学校・東京学芸大学)・森本 康彦(東京学芸大学)

    C14

    TTS合成音声が学習者のプレゼンテーション不安と自己効力感に与える効果
    梅本 貴豊(京都外国語大学)・高道 慎之介(東京大学)・松永 裕太(東京大学)・吉川 裕介(京都外国語大学)・由井 紀久子(京都外国語大学)・坂本 季詩雄(京都外国語大学)・藤原 茂雄(株式会社内田洋行)・石川 保茂(京都外国語大学)

研究会での発表について

研究会での発表を検討されている方は,ページ上部の「発表までの手順」をご覧下さい.
先に述べましたとおり,本研究会では討論を大切にしているため,発表時間は次のように定めています.

  • 1人あたりの持ち時間24分(発表19分+討論5分),交代1分
    ※討論をさらに重視したい場合は,発表時間を少なくしていただいても構いません.

外国語による発表について

研究会では留学生等の外国語による発表に関しまして,次のような条件のもとで受付けております.

  • 対応する外国語は英語のみとします.
  • Web上での申込み,原稿投稿,メールでのやりとりは日本語で行ってください.
  • 原稿および当日のプレゼンテーション資料は英語を使用できます.
  • International Sessionは設けません.発表および質疑は日本語で行うか,英語の場合は通訳を確保するなど,日本語でのやりとりに支障が無いようにしてください(通訳等のサービスを研究会では行いません).
  • 上記の条件に関して不安がある場合,留学生の指導教員や共同研究者が支援してください.
  • 原稿フォーマットに関しては,ページ上部の「発表までの手順」をご覧ください.

やむを得ず発表できなくなった場合について

原則的に第一著者が研究会当日に参加・発表してください。プログラム掲載後、やむを得ない理由で参加が難しくなった場合は、かわりに連名者が発表いただいても結構です。連名者が発表する場合も、発表費は第一著者が、第一著者の会員種別の発表費を支払ってください。