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旧SIG活動

SIG-09

イベント

第7回セミナー「J.ヴァルシナーの『文化心理学』輪読会」

 人の成長や発達、すなわち変容をどのように捉えるのか。人の変容には複雑なプロセスがあります。その人の過去の経験やそこで培われてきた認識や信念、今その人を取り巻いている環境、場面、状況など、様々考えられるでしょう。文化心理学では、それら複雑なプロセスをどのように捉えるのか、一つの視点を提供してくれます。

 質的研究SIG第7回目セミナーでは、「文化心理学」を学ぶ、と題し指定図書の輪読を通して参加者間で文化心理学の視点を学ぶとともに、どのように教育実践を研究していくのかを議論します。今回は、ヤーン・ヴァルシナーの「新しい文化心理学の構築:<心と社会>の中の文化」を取り上げ、訳者のサトウタツヤ先生をお招きして議論します。

 本セミナーの対象者は、人の変容について関心を持ち、研究したいとお考えの方です。ただし、本セミナーは講義形式をとりませんので、事前に文化心理学について深く理解している必要はありませんが、指定図書を当日までにしっかりと読み込み、参加者の皆さんと議論できる方のみを対象者とします。

日時

2017年1月14日(土)12:30受付開始 13:00-18:00(5時間)

定員

20名

場所

関西学院大学 梅田センター
住所:〒530-0013 大阪市北区茶屋町19-19(アプローズタワー10階)
JR大阪駅より徒歩10分
阪急梅田駅より徒歩5分

題目

「文化心理学」を学ぶ

講師

サトウタツヤ先生(立命館大学)

参加費

500円(資料代として 但し、輪読の発表担当者は無料)

指定文献

ヤーン・ヴァルシナー(2013)新しい文化心理学の構築
<心と社会>の中の文化.サトウタツヤ(監訳).新曜社

内容

指定図書を参加者で輪読し、文化心理学を学ぶとともに、どのように教育実践を研究していくことができるかを議論します。今回のセミナーでは、1、2、3、6、7、8章を取り上げ、輪読と議論を通して文化心理学の考えを深めます。参加者のうち6名の方には、各章の内容の概要をご発表いただきます。参加者が確定次第、発表担当についてメールにてご相談させていただきます。

企画

山本良太(東京大学),岸磨貴子(明治大学), 時任隼平(関西学院大学)