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旧SIG活動

SIG-08

イベント

第3回研究会

 第3回研究会を開催します。テーマは、『西オーストラリア州におけるメディア・リテラシー教育?カリキュラムとルーブリック評価?』です。西オーストラリア州は、学校教育カリキュラムにメディア・リテラシーを先進的に取り入れた地域です。1974年に高校2・3年生を対象とした「メディア・スタディーズ」科が始まりました。2005年には、教科名を「メディア制作と分析(Media Production and Analysis)」科と改め、ルーブリック評価を取り入れたカリキュラムが開発されました。2014年からナショナル・カリキュラムが導入され、さらに改訂が進められてきました。

 そのカリキュラム開発に関わったエディス・コーワン大学のジュリイ・キーン女史をお招きし、デジタル・メディア情報を取り入れた近年のカリキュラム動向と、授業実践の実際とルーブリック評価についてお話を伺います。

日時

2016年3月28日(月)14:00-17:00

場所

日本体育大学・世田谷キャンパス 教育研究棟5階 会議室2503
http://www.nittai.ac.jp/access/tokyo.html
http://www.nittai.ac.jp/about/campus/tokyo/k5.html

参加費

無料
※終了後、会費制(5,000円程度)で懇親会を行います。(17:30-19:30)

実行委員

奥泉 香(日本体育大学)・中村純子(東京学芸大学)

プログラム

  1. 受付開始(13:30)
  2. 開会の言葉(14:00-14:05)
    奥泉 香(日本体育大学)
  3. 趣旨説明・解説(14:05-14:30)
    「西オーストラリア州メディア・リテラシー教育概要」
    中村純子(東京学芸大学)・和田正人(東京学芸大学)
  4. 講演(14:30-16:00)
    「西オーストラリア州「メディア・制作と分析」科のカリキュラムと評価」
    ジュリイ・キーン(エディス・コーワン大学)
    ※講演は英語で行いますが、日本語の逐次訳があります
  5. 休憩(16:00-16:15)
  6. 質疑応答(16:15-16:55)
  7. 閉会の言葉(16:55-17:00)
    中橋 雄(武蔵大学)

※終了後、会費制(5,000円程度)で懇親会を行います。(17:30-19:30)

講師紹介

Julie Keane

 中学校や高等学校でメディア科や英語科、ドラマ科を担当した後、エディス・コーワン大学の教育学部でメディア科の教師教育にあたっている。メディア研究と実践開発に優れ、西オーストラリア州カリキュラム委員会で、メディア制作と分析科のシラバス作成に携わった。

(主な著作)

Julie Keane and Jan McMahon(2015)『Media Production and Analysis: An introduction』 Impact Publishing
Julie Keane and Jan McMahon(2014)『Media Production and Analysis: A Resource for Senior Media Students』 Impact Publishing