シンポジウム
2013年度6月シンポジウム
開催日時
2013年6月15日
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- 日程
- 2013年06月15日(土) 10:00~16:15(受付 09:30 より)
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- 会場
- 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 ディジタル多目的ホール
東京都目黒区大岡山2-12-1
・東急大井町線 大岡山駅 徒歩1分 ・東急目黒線 大岡山駅 徒歩1分
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- 参加費
- 500 円(資料代等)
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- 申込方法
- 当日受付にて直接お申込下さい
日本教育工学会2013年度の6月通常総会とシンポジウムを以下のように開催いたします.是非ご参加下さい.
10:00~12:00 | シンポジウム1 (学会員以外の方も参加可能です) |
12:00~13:00 | 総会 |
14:00~16:15 | シンポジウム2 (学会員以外の方の参加を歓迎いたします) |
総会の議題
第1号議案 2012年度(2012年04月01日(日)- 2013年03月31日(日))
事業報告及び収支決算承認の件
第2号議案 2013年度(2013年04月01日(月)- 2014年03月31日(月))
事業計画及び収支予算案承認の件
その他
第3号議案 会長,理事,監事,評議員の選任の件
シンポジウム
午前の部:10:00 -12:00
シンポジウム1
テーマ
状況論・活動論的観点から教育工学研究を考える
日本教育工学会では,状況論・活動論を理論的枠組みとする構成主義に基づいた研究が少しずつ報告されるようになった.構成主義に基づいた研究は,従来の教育工学研究を捉え直すひとつの流れを創り出している.しかしながら,構成主義に基づいた研究の多くは記述的な知見を提示するもので,これを教育工学研究の中に取り入れることの課題が残されている.
そこで,本シンポジウムでは,状況論・活動論を専門とする研究者をお招きし,構成主義と教育工学との接点を探ることから,状況論・活動論が教育工学研究にどのような視座を与えてくれるのか,状況論・活動論による研究知見をどう教育工学の研究に活かすことができるのかを議論していきたい.
司会
久保田賢一(関西大学)
登壇予定者
- 上野直樹(東京都市大学)
- 茂呂雄二(筑波大学) 他
指定討論予定者
岸磨貴子(明治大学)
*学会員以外の方も参加可能です.
午後の部:14:00 – 16:15
シンポジウム2
テーマ
政府の教育の情報化ビジョンの今後の進展と教育工学の関わり
一人一台の情報端末を前提として学びのイノベーションを図ろうとして文部科学省が提示した「教育の情報化ビジョン」.それを検証するべく総務省,文部科学省が行った政府の実証実験事業が今年度で終盤を迎え,続く自治体首長による実証事業は大阪市や荒川区など一部の自治体で開始されようとしているが,その他の多くの自治体は,果たしてどうなることかとの様子見もしくは蚊帳の外の状態である.
日本全体での教育の情報化ビジョン実現のためには,現在より非常に大きな投資が必要となる.政府や自治体が実現のための政策立案をするためには,どのように進めればいいか,まだまだ多くの検証が必要とされている.
今回のシンポでは,この分野で先行をする韓国の状況をその政策に関わる研究者から情報提供をしていただいたうえで,日本の現況を支援研究する立場からの発表や,いくつかの見地からの発表を元に,日本の教育工学会関係者と参加者での議論を進めたいと考える.昨年の元文部副大臣を交えた議論に続き,より発展した議論の場にしたいと考える.
司会
大久保昇(内田洋行)
登壇予定者
- Cho Kyubok(韓国教育情報学術院:KERIS)
- 新井孝雄(文部科学省)
- 堀田龍也(玉川大学) 他
*学会員以外の方の参加を歓迎いたします.