研究会
テーマ
教師教育・高等教育/一般
- 開催日時
- 2025年05月24日
- 開催場所
- 京都外国語大学(京都市)
- 申込期限
- 3月24日(月)
- 原稿期限
- 4月24日(木)
研究会の発表募集
会場 :京都外国語大学(京都市)
開催担当:根岸千悠
発表申込締切:2025年3月24日(月)
原稿提出締切:2025年4月24日(木)
参加登録締切:2025年5月20日(火)
お問い合わせ:研究会委員会study-group-core(at)jset.gr.jp (at)は@に置き換える
オンライン配信は行いません.「発表者」も「参加者」も現地にお越しください.
募集内容
社会の変化やAIを含む技術革新に伴い、教育環境も変わり、ICTの活用や学習環境のデザイン、多様な学習者への指導など、教員に求められる専門性は一層高度化しています。こうした流れの中で、教師教育研究では、教員の養成・採用・研修といった専門性の向上のあり方や、理論と実践を往還するアプローチなどに関して多くの知見が蓄積されてきました。このような知見を高等教育におけるFD・プレFD・SDなど大学教職員の能力開発に取り入れることで、新たな展開が期待できます。一方、高等教育で積み重ねられてきた教学マネジメントや学習支援の手法を初等・中等教育へ応用することで、従来の枠組みを超えた新しい視点を得られる可能性もあります。
そこで本研究会では、教育段階やフィールドを問わず、教員の専門性や能力開発などをめぐる多様な研究発表を募集します。また、従来どおり、教育工学一般に関する発表も歓迎します。
発表申込(発表者)
締切:2025年3月24日(月) ※締め切りました
・発表は「参加申込・発表申込」から申し込んでください.申込者の情報及び発表内容について入力してください.
・申込及び原稿提出が正常に行われると,登録いただいたメールアドレス宛に受付完了メールが自動送信されます.メールが届かない場合は,「お問い合わせ」から研究会委員会にご連絡ください.確認を行わなかった場合の不利益(申込が受付けられなかった場合等)に関しては,本学会では責任を負い兼ねますので,ご了承ください.
・原稿の執筆及び提出については,発表申込の締切後,研究会委員会より申し込まれた方宛てにメールにてご案内いたします.
※学会からのメールが「迷惑メールフォルダ」に分類されてしまう場合があります.メールが届かない場合,ご確認ください.
原稿執筆
・発表原稿は,原稿テンプレート(Word形式,PDF形式)をご一読いただき,必ず所定の書式に従って作成してください.なお,Word形式はお使いのバージョンによって図表等の位置にずれが生じる場合がありますので,PDF形式を併せてご参照ください.
・Wordを使用する場合は,原稿テンプレートに設定されている「スタイル」を利用すると便利です.なお,提出された原稿が所定の書式と著しく異なる場合,次回以降の研究会に改めて投稿していただくことがあります.
・ファイルをクリックしてもダウンロードできない場合は,リンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を選択してください.
※原稿テンプレートは2025年1月に,2025年1月1日の論文「投稿規程」「執筆の手引」の改定を踏まえて改めました.原稿テンプレートは,論文テンプレート2023年9月7日版に準じています.
原稿提出
締切:2025年4月24日(木) ※締め切りました
・原稿の提出は,「日本教育工学会研究会マイページ」から,「発表申込」時に発行された「登録番号」と「パスワード」を使用して提出して下さい.「発表申込」の後,マイページより原稿を提出することができます(「発表申込」をしないと提出することはできません).
・原稿は PDF 形式(サイズは10Mバイトまで)による電子的な提出とします.セキュリティによる制限をかけないようにしてください.
・原稿提出期限までに原稿が提出されていない場合は,原則として発表がキャンセルとなります.
発表キャンセル
A.発表をキャンセルし,参加者となる場合
・マイページの「登録情報変更」から「参加形態」を「参加者」に変更してください.
・マイページの「登録取消」を選択すると,登録情報が削除されるため,新たに参加申込と参加費の支払いが必要になりますので,ご注意ください.
a)入金済の場合
入金した参加費がそのまま適用されます.発表費の振替・返金はできません.
b)未入金の場合
案内に従って参加費をお支払いください.
B.(原稿提出前)発表をキャンセルし,参加もしない場合
・マイページの「登録情報変更」から「登録取消」を選択してください.
・入金済の場合でも,発表費および参加費の振替・返金はいたしません.
C.(原稿提出後)連名者も発表せず,発表をキャンセルする場合
・研究会委員会に連絡してください.プログラムにキャンセルを明記し,報告集から原稿を削除します.次回以降,あらためてお申し込みください.
参加申込(第一著者以外の参加者)
締切:2025年5月20日(火) ※締め切りました
・研究会に参加するには,「参加申込・発表申込」から事前に申込をしてください.
・年間パスを購入いただいている場合,参加費は不要ですが,「参加申込」の手続きは必要です.
・連名者であっても,研究会に参加されない場合の参加費は不要です.研究会への参加は,連名者全員に求めるものではありません.
・研究会当日,現地会場の受付では「参加申込」が済んでおられるか確認します.受付では参加費・発表費のお支払いには対応できませんので,お気を付けください.
・「参加申込」は研究会当日まで受け付けておりますが,締切までの申込にご協力ください.
・発表会場等の詳細は,締切までに申込いただいている場合,研究会の数日前にメールにて通知します.
発表費・参加費
A.発表者(第一筆者)
・発表費は,会員1,000円,非会員2,000円です.申込時の案内に従って決済してください.
・発表費は,連名者が何名いても発表1件につき1名分(1回分)です.連名者が発表する場合も,発表費は第一著者が,第一著者の会員種別の発表費を支払ってください.
・発表費とは別に,参加費1,000円が必要です.(年度当初に年間パスを購入いただいている場合は不要)
B.第一著者以外の参加者
・参加費は,1,000円です.
・年度当初に年間パスを購入いただいている場合,支払いは不要です.
⚫︎入金された発表費および参加費の振替・返金はいたしません.
⚫︎領収書は研究会当日から1ヶ月間、マイページよりダウンロードすることができます.
⚫︎「研究会参加年間パス(会員のみ/2,000円)」にお申込みいただくと,当該年内4回のすべての研究会に出席することができます.ただし,受付は会計年頭のみとし,納入締切は毎年4月30日です.
発表原稿・研究会報告集(J-STAGE)
・発表原稿は,研究会当日まで「クラウドストレージ(研究会3日前を目安にリンクをここに設定します)」にて公開します.当日,Wi-Fiにアクセスできない方は,事前にダウンロードしてご参加ください.
・発表が完了した原稿は,研究会の翌日以降,J-STAGEの「日本教育工学会研究報告集」にて公開されます.
・2021年度から「日本教育工学会研究報告集」の紙冊子での刊行は廃止しました.以降の発表原稿はJ-STAGEにてご覧いただけます.
プログラム
発表時間:発表1件につき24分(発表19分,質疑5分)の持ち時間です.また,発表間に交代のための1分を設けます.
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- 午前の部 (10:00-12:05)
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諸連絡(9:55-10:00)
A会場座長:高橋 暁子(千葉工業大学),堀田 雄大(東京学芸大学)
A1高等教育を対象としたFDケーススタディ教材の開発と形成的評価
高橋 暁子(千葉工業大学)・竹岡 篤永(事業創造大学院大学)・根本 淳子(明治学院大学)・鈴木 克明(武蔵野大学)A2教師の学習環境と同僚性の関連について分析するための質問調査の設計
殿村 英嗣(関西大学)・小柳 和喜雄(関西大学)A3授業観察研究のレビューによる1人1台端末を活用した授業の観察に関する考察
遠藤 みなみ(富士市立岩松中学校)・八木澤 史子(千葉大学)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)・姫野 完治(北海道教育大学)A4大学初等教育における電磁気学基礎教育に関する論考
興 雄司(九州大学/SOPT)A5教師の専門的な学習共同体に関する研究におけるICT活用の動向
堀田 雄大(東京学芸大学)・八木澤 史子(千葉大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)B会場座長:改発 智也(早稲田大学),草本 明子(東京学芸大学)
B1学級経営に関する比喩的画像を選択する過程の特徴と教育的意義
改発 智也(早稲田大学)・中村 駿(武蔵野大学)B2アセスメントシステムによる教師の見取りとAIドリルの学習ログを用いた多指標・多観点評価の試み
佐藤 靖泰(L&ConEdu)・稲垣 忠(東北学院大学)B3中学生で生成AIを利用している子の特性
水野 一成(NTTドコモ)・近藤 勢津子(NTTドコモ)B4探究的な学習過程の循環が成立し始めた生徒の情報の収集における外部情報との関わりの事例分析
草本 明子(東京学芸大学)・小川 晋(春日井市立高森台中学校)・井村 亜紀子(春日井市立高森台中学校)・水谷 年孝(春日井市教育委員会)・高橋 純(東京学芸大学)C会場座長:石野 亜耶(広島経済大学),福島 泰子(名古屋大学)
C1教育スタッフによる生成AIを用いたソフトウェア初級技術者向け学習支援教材作成の提案
福島 泰子(名古屋大学)C2自学習環境における学習分析ダッシュボードを用いたメタ認知的活動の変化の検証
齋藤 光貴(筑波技術大学)・渡辺 知恵美(筑波技術大学)・菊地 浩平(筑波技術大学)C3人・教師あり学習・生成AIによる学びの振り返りの記述の分類精度の比較検証
中沢 尚也(東京学芸大学)・丸山 浩平(東京学芸大学)・坂本 誠(東京学芸大学)・森本 康彦(東京学芸大学)C4ChatGPTを活用した卒業論文の添削支援システムの構築と改善案の検討
上村 百々花(広島経済大学)・石野 亜耶(広島経済大学)D会場座長:市川 尚(岩手県立大学),竹岡 篤永(事業創造大学院大学)
D1非構造化問題を中心にした学習設計の検討 ―ジョナセンの「多様な視点を持つケース」をベースに―
竹岡 篤永(事業創造大学院大学)・根本 淳子(明治学院大学)・高橋 暁子(千葉工業大学)・市川 尚(岩手県立大学)・鈴木 克明(武蔵野大学)D2介護職員の経営系大学院進学と学びの実務応用
吉良 絵里(同志社大学)D3アニマシー知覚により学習者の注意喚起を行う手法の提案
中澤 颯(電気通信大学)・上田 達也(電気通信大学)・江木 啓訓(電気通信大学)D4インストラクショナルデザインとAIの研究動向
市川 尚(岩手県立大学)・根本 淳子(明治学院大学)・市村 由起(江戸川大学)・阿部 真由美(早稲田大学)
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- 午後の部① (13:00-14:40)
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諸連絡(12:55-13:00)
A会場座長:三井 規裕(桃山学院大学),藤原 伸彦(鳴門教育大学)
A6心理的安全性に着目したICTを活用する入学前教育に対する受講者の評価
三井 規裕(桃山学院大学)・森川 修(鳥取大学)A7ルーブリックの理論と実践における認識のギャップ ―ルーブリックの系譜をふまえて―
加澤 ねね(関西大学)・黒上 晴夫(関西大学)A8「自律」と「自立」の弁証法的統合 ―高校教育現場からの提言―
二宮 宗徳(同志社大学)A9教員養成の初年次教育における学習環境デザインについての一考察
藤原 伸彦(鳴門教育大学)・谷口 幹也(九州女子大学)・石川 勝彦(鳴門教育大学)・村上 太郎(常葉大学)B会場座長:長谷川 元洋(金城学院大学),深谷 和義(椙山女学園大学)
B5生徒エージェンシー育成と自己調整学習のための学びの足場がけツールの開発
長谷川 元洋(金城学院大学)・平野 修(松阪市立三雲中学校)・阪口 彩菜(松阪市立天白小学校)・佐々木 めぐみ(秩父別町立秩父別小学校)・半田 美沙(秩父別町立秩父別小学校)・黒坂 俊介(岩見沢市立第二小学校)B6高校における知識・技術の総合的取得に向けた情報科教育カリキュラムの視点 ―2024年度の授業実践を通して―
大井 良知(大阪府立千里高等学校)B7高等学校公民科「政治経済」における防災教育の実践 ―防災ニモナルグッズの商品開発を通して―
大矢 彰子(愛知県立愛知商業高等学校)・深谷 和義(椙山女学園大学)B8中学校社会科における1人1台端末を活用した複線型授業での教師の発話の事例調査
三浦 裕太(東京学芸大学)・小川 晋(春日井市立高森台中学校)・井村 亜紀子(春日井市立高森台中学校)・水谷 年孝(春日井市教育委員会)・草本 明子(東京学芸大学)・高橋 純(東京学芸大学)C会場座長:大久保 紀一朗(京都教育大学),登本 洋子(東京学芸大学)
C5小学校児童における紙の教科書とデジタル教科書の主観的な使いやすさの評価
大久保 紀一朗(京都教育大学)・佐藤 和紀(信州大学)・三井 一希(山梨大学)・中川 哲(社会構想大学院大学)C6生成AIに関わるメディア・リテラシー教育の指導状況を把握するための質問項目の検討
手塚 和佳奈(帝京大学可児小学校)・佐藤 和紀(信州大学)C7授業の準備や運営等をデジタル環境で行うことによる時間短縮の程度に関する調査
西本 壇(春日井市立知多中学校)・伊藤 真紀(信濃町立信濃小中学校)・杉本 啓馬(春日井市立藤山台小学校/信州大学)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)C8探究的な学習における生成AIの活用方法と課題の検討
登本 洋子(東京学芸大学)・齋藤 玲(東北大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)D会場座長:後藤 心平(広島経済大学),梅田 香穂子(熊本大学)
D5ジャーナリストによる政治に関する授業が大学生の主権者意識に及ぼす影響
後藤 心平(広島経済大学)・山田 哲敬(広島経済大学)・齋藤 玲(東北大学)D6演習科目における学生の挙手傾向の分類の提案
室林 奏人(電気通信大学)・吉野 貴浩(電気通信大学)・江木 啓訓(電気通信大学)D7ゴマプードルを使った大学祭での商品メニュー販売の産学連携PBL
酒井 浩二(京都光華女子大学)D8異分野横断型博士課程教育の有効性と学びの実態分析
梅田 香穂子(熊本大学)
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- 午後の部② (14:50-16:30)
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A会場座長:加藤 由香里(東京科学大学),佐藤 弘毅(名古屋大学)
A10海外研究大学の大学教員準備講座の運営状況:米国有力大学の大学教育センター視察
加藤 由香里(東京科学大学)・山下 幸彦(東京科学大学)A11中国人新人日本語教師の日本と中国における教育不安に関する研究
趙 暁晴(名古屋大学)・佐藤 弘毅(名古屋大学)A12生成AIによる日本語学習の新潮流:自動問題生成とリアルタイムフィードバック教育支援システムの構築
藤原 瑞卿(明治大学/小山学園専門学校東京テクニカルカレッジ)A13セルフスタディにおける授業者・クリティカルフレンド・学生の省察のモデル化
栫井 大輔(大谷大学)・増田 周平(京都成章高等学校)B会場座長:一戸 智之(柴田学園大学),渡邉 光浩(南九州大学)
B9小学校における学校教材の選定及び採用に関するアンケート調査の分析
渡邉 光浩(南九州大学)・園田 文(教育同人社)・堀田 龍也(東京学芸大学)B10小学校音楽科の授業の現状を踏まえたICTを効果的に使って児童が学ぶための要件
仲西 佑香(鳴門教育大学)・藤村 裕一(鳴門教育大学)B11図形領域における思考過程の可視化を活用した振り返りと学習評価支援
清水 雅紀(東京学芸大学)・森本 康彦(東京学芸大学)・中村 勝一(福島大学)・宮寺 庸造(東京学芸大学)B12協調的ピアノ学修における学修成果測定モデルの妥当性検証
一戸 智之(柴田学園大学)
研究会での発表について
研究会での発表を検討されている方は,ページ上部の「発表までの手順」をご覧下さい.
先に述べましたとおり,本研究会では討論を大切にしているため,発表時間は次のように定めています.
- 1人あたりの持ち時間24分(発表19分+討論5分),交代1分
※討論をさらに重視したい場合は,発表時間を少なくしていただいても構いません.
外国語による発表について
研究会では留学生等の外国語による発表に関しまして,次のような条件のもとで受付けております.
- 対応する外国語は英語のみとします.
- Web上での申込み,原稿投稿,メールでのやりとりは日本語で行ってください.
- 原稿および当日のプレゼンテーション資料は英語を使用できます.
- International Sessionは設けません.発表および質疑は日本語で行うか,英語の場合は通訳を確保するなど,日本語でのやりとりに支障が無いようにしてください(通訳等のサービスを研究会では行いません).
- 上記の条件に関して不安がある場合,留学生の指導教員や共同研究者が支援してください.
- 原稿フォーマットに関しては,ページ上部の「発表までの手順」をご覧ください.
やむを得ず発表できなくなった場合について
原則的に第一著者が研究会当日に参加・発表してください。プログラム掲載後、やむを得ない理由で参加が難しくなった場合は、かわりに連名者が発表いただいても結構です。連名者が発表する場合も、発表費は第一著者が、第一著者の会員種別の発表費を支払ってください。