学習評価部会
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【開催報告】2025年春季全国大会 重点活動領域 学習評価部会 企画セッション
テーマ:探究学習における学習者中心の評価 ー 学習者の探究を促進する評価のあり方 ー
【日時】
2025年3月9日(日)15:05-16:30
【場所】
成城大学
【企画・運営】
長濱 澄(東北大学) 近藤 孝樹(東京理科大学) 杉浦 真由美(北海道大学)
【登壇者】
登本 洋子 氏(東京学芸大学大学院)
水本 武志 氏(ハイラブル株式会社)
望月 俊男 氏(早稲田大学)
【概要】
2025年春季全国大会(3月9日@成城大学)にて、第3回企画セッションを開催しました。学習評価部会(第2期)では、教育DXの先にある新たな評価の創出を目指し、「学習者中心の評価」を主要なテーマとして位置付けて活動をしています。
セッションの前半は、学習者の探究を促進する評価のあり方を考える「場」になることを目指し、登本洋子氏(東京学芸大)、水本武志氏(ハイラブル株式会社)、望月俊男氏(早稲田大学)をお招きして話題提供を行いました。
続いて、パネルディスカッションでは、「探究がうまくいくには何が必要か?」「どうしたら、それをうまくキャプチャできるか?」「どうしたら、学習者中心の探究につながっていくのか?」という問いのもと、「学習者中心の探究につながる評価」について議論を交わしました。
参加者の皆様からは『発話の「質」や「成果物への貢献度」についてはどのように計測、評価すればよいのか?』『学習のモデルとなる姿を想定することで評価可能になるとして、知識の活用や技能的な側面はそうだよなと思いつつ、情意あるいは非認知的な側面はどのようにとらえるとよいのか?』などの質問が寄せられました。すべてのご質問にお答えすることはかないませんでしたが、今後の取り組みをより良いものにするための貴重なご意見として参考にさせていただきます。
セッションには、126名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後も学習者中心の評価について探求する活動、そして、DXの先にある新たな評価を創造する活動を推進してまいります。
※ 当日の資料やセッションの様子は「学習評価部会Webサイト活動報告」からご覧いただけます。