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【特集記事】協調学習・学習科学(SIG-CL)について
SIG-CL代表 北澤武(東京学芸大学)
協調学習・学習科学(SIG-CL)は,「知識は社会的に構成されるもの」という考え方を基盤として,世の中の学びをよりよいものへと変容させることを目指した様々な研究活性化の活動を行っています.これまで,研究会やJSET全国大会のセッション,体験的ワークショップ型の研究会(協調学習の支援ツールや方法,学習科学の授業づくりや学習評価,デザイン研究フィールド体験)を通して,知見の普及を行っています.また海外の知見に関する日本語のリソースを拡充することを通して,この領域に興味のある学会員同士をつなげ,教育工学研究領域における協調学習・学習科学研究や実践のコミュニティ拡大に取り組んでいます.
最近の取り組みとして,5/28(日)に大阪・梅田の関西学院大学大阪梅田キャンパスで,6/3(土)に東京・神保町の専修大学神田キャンパスで,国際ワークショップを行いました.具体的には,ウィスコンシン大学のチームとQuantitative Ethnography (QE: 定量的エスノグラフィー)に関する議論を行いました.これまでの取り組みは,情報共有サイトで公開していますので,ぜひ,ご覧ください.
引き続き,SIG-CLのメーリングリストの登録をお待ちしています.