活発な本学会活動
日本教育工学会 第4代会長 清水 康敬
2003年1月5日
21世紀に入ったと思ったばかりと思っていましたのに,既に2年間が過ぎてしまいました.この間,会員の皆様には本学会活動に積極的なご参加をいただきありがとうございます.学会ホームページで会員各位にご挨拶させていただきます.
本学会の活動は年々活発になっております.これもひとえに会員各位のお陰と感謝しております.その例を以下に紹介します.
1.盛会であった全国大会
昨年11月2~4日に長岡技術科学大学で開催されました第18回全国大会には951名という多数に参加していただきました.過去最多の参加者数と思います.全会員の約半数に相当する参加者数になりました.大会企画委員会と開催校の長岡技術科学大学をはじめ関係各位に深く感謝しております.
来年以降の全国大会の予定は以下のようになっています.
第19回 | 岩手県立大学 | 2003年10月11日(土)~12日(日) |
第20回 | 東京工業大学 | 2004年 9月23日(木)~25日(土)(創立20周年記念大会) |
第21回 | 徳島大学 | 2005年(検討中,期日未定) |
第18回全国大会と同様,多数の発表と参加をご予定くださるようお願いします.
2.充実度が増している論文誌の発行
最近,本学会論文誌への投稿が増えています.今年度の論文数等への掲載数は94件(今後の発行を含む)となりました.過去5年間の論文数の推移をみますと,49件,49件,57件,76件,71件でしたので,今年の増加の程度がわかります.
今後の投稿締切りは以下となっております.是非多数の投稿をよろしくお願いします.
論文誌特集号「第二言語とCALL」 | 2月1日(土) |
ショートレター増刊号 | 3月1日(土) |
尚,次号のショートレター特集号から論文誌の1つとなります.その関係から4ページ厳守となっています.ご注意下さい.
3.2000名を超えた会員数
本学会は1984年に設立されましたので,2004年には創立20周年を迎えることになります.以下のグラフに示しますように,本学会の会員は着実に増えております.昨年末の時点で2000名を越えました.本学会では,会費未納された会員への論文誌等の発送を停止させていただき,その後除籍させていただいています.そのため,本学会には幽霊会員はおりません.実質的な会員が2006名となります.20周年を迎える前に2000名を達成できたことは大変喜ばしく思います.
今後も周辺の方々に入会を勧めていただきたく,よろしくお願いします.

4.その他多数の活動
その他,年6回の研究会の開催や,合宿研究会,産学協同セミナー,シンポジウムが活発に行われています.これらの活動は多くの会員に喜ばれています.関係委員会に感謝しています.
今年は会員名簿の発行の年になっております.全会員に掲載項目の確認した上で発行する計画です.また,役員改選が行われますが,積極的に学会運営に協力していただける役員体制ができれば幸いと期待しています.
本年も引き続き本学会を盛り立てていだきますようお願いします.