JSET NEWS
【特集記事】広報委員会について
広報委員会委員長 松河秀哉(東北大学)
2025年度より、広報委員会委員長を拝命いたしました。日頃より学会活動を支えてくださっている会員の皆様、そして各委員会の皆様に心より御礼申し上げます。
広報委員会は、本学会Webサイトによる情報発信と、メールマガジン形式のニューズレター発行を主な業務としております。本学会の広報体制は、前委員長の高橋純先生のご尽力のもとPDFのニューズレター中心の広報からWebを基盤とする広報体制へと大きな転換が図られました。現在では、各委員会が直接記事を投稿できる仕組みが整い、掲載された情報はメールマガジンやSNSと連動しながら、迅速に会員の皆様へ届けられる体制が確立されています。この数年間で築かれた基盤は、学会広報のあり方を持続可能な形へと発展させた大きな成果であると感じております。
本年度は、その基盤の安定運用を図りつつ、いくつかの重要な改善に取り組みました。その一つが、メールマガジンの送信サーバを外部サーバからJSET自身のメールサーバへと移行したことです。これまでの外部送信環境は安定的に運用されてきましたが、コスト面やセキュリティ管理の観点から、より主体的な運用体制を整えることといたしました。今回の移行により、経費の削減、セキュリティ面での管理強化、そして柔軟な運用が可能となりました。確実に、そして安全に情報を届け続ける基盤の整備と維持は、学会にとって極めて重要な責務であると考えております。
もう一つの取り組みとして、現在、Webサイトへの自動翻訳機能の導入を進めています。教育工学は国際的な広がりをもつ学術分野であり、本学会の活動や研究成果を海外へ向けて発信する意義はますます高まっています。一方で、すべての記事を人的リソースのみで翻訳することは容易ではありません。自動翻訳機能の導入により、日本語で発信された情報を英語でも迅速に閲覧できる環境を整え、本学会の国際的な発信力の向上を図りたいと考えております。自動翻訳には限界もありますが、まずは「情報にアクセスできる状態」を広く確保することが重要であり、その上で必要に応じて充実を図っていくことが現実的な第一歩であると考えております。
また、JSET NEWSでは、本学会の行事や各委員会の活動報告だけでなく、学会の活動テーマに合致する他学会の研究会や大学主催の研究会等の情報についても、広報委員会の判断のもとで掲載させていただいております。会員の皆様にとって有益と思われる関連情報がございましたら、ぜひ広報委員会までお知らせください。 https://www.jset.gr.jp/contact/form2/
広報は単なる情報掲載ではなく、学会の活動を社会にどのように伝え、どのように記録として残していくかという営みでもあります。Webに蓄積された一つ一つの記事が、本学会の歩みを形づくっていきます。広報委員会としては、安定した基盤のもとで発信力を高め、国内外に向けて本学会の活動をより分かりやすく伝えていけるよう努めてまいります。
今後とも、会員の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。