研究会

テーマ

初年次教育・キャリア教育/一般

開催日時
20240713

開催場所
鹿児島大学 郡元キャンパス(鹿児島市)
申込期限
5月13日(月)
原稿期限
6月13日(木)

研究会の発表募集

会場  :鹿児島大学 郡元キャンパス(鹿児島市)
開催担当:森 裕生
発表申込締切:2024年5月13日(月)
原稿提出締切:2024年6月13日(木)
参加登録締切:2024年7月9日(火)
お問い合わせ:研究会委員会study-group-core(at)jset.gr.jp ※(at)は@に置き換える

*発表者は「発表申込」「参加登録」を参加者は「参加登録」を行ってください.「参加登録」にあたっては,事前に費用の納付をお願いします.詳細は下の「参加申込・参加方法など」をご覧ください.お申込み後の参加費及び発表費は,返金いたしませんのでご注意ください.

7月の研究会では,オンライン配信は行わない予定です「発表者」も「参加者」も現地にお越しくださいなお,状況によって完全オンラインに切り替えることがあります.

募集内容

 近年,多くの大学などの高等教育機関では,アカデミックライティングやスタディスキルなどを扱う初年次教育が実施されています。他にも,キャリア形成支援のための授業の実施やセンターの設置などが進んでいます。また,高等教育に限らず初等・中等教育でもキャリア形成支援に関する活動が活発に行われるようになりました。

 これらの背景には,社会を取り巻く環境の変化が大きく影響しています。例えば,生成系AIの登場・発展は学び方や働き方だけでなく,生きることそのものにも変化をもたらしています。このような目まぐるしく変化する社会の中で,初年次教育のデザインやキャリア形成支援をいかに行うかは教育機関全体の課題と言えます。そこで,本研究会では,(1)高等教育における初年次教育,(2)高等教育・中等教育などにおけるキャリア教育の実践・デザインやその成果などに関する研究報告を募集します。また,従来どおり,教育工学一般に関する発表も募集します。

発表申込

締切:2024年5月13日(月)※締め切りました

・発表は「研究会新規登録」から申し込んでください.発表者氏名・所属・メールアドレス等の申込者の情報, 発表題目・テーマ/一般の選択・発表要旨(200字程度)・連名者の発表内容に関する情報を入力してください.
・発表内容に関する情報は,原稿提出時までの修正が可能です.修正は「日本教育工学会研究会マイページ」から行ってください.
・締切後,申し込まれた方宛てに,原稿の執筆及び提出に関し,メールにてご案内いたします.

発表申込・原稿提出時の注意

 研究会の発表申込及び原稿提出を正常に受付致しますと,ご登録頂いたe-mail宛に受付完了メールを送信いたします.メールが届かない場合は,「お問い合わせ」の研究会委員会までご連絡ください.確認を行わなかった場合の不利益(申込が受付けられなかった場合等)に関しては,本学会では責任を負い兼ねますので,ご了承ください.
※学会からのメールが「迷惑メールフォルダ」に分類されてしまう場合があります.メールが届かない場合,ご確認ください.

原稿執筆

 発表原稿は,原稿テンプレート(Word形式PDF形式)をご一読いただき,必ず所定の書式に従って作成してください.なお,Word形式はお使いのバージョンによって図表等の位置にずれが生じる場合がありますので,PDF形式を併せてご参照ください.また,Wordを使用する場合は,原稿テンプレートに設定されている「スタイル」を利用すると便利です.なお,提出された原稿が所定の書式と著しく異なる場合,次回以降の研究会に改めて投稿していただくことがあります.
※原稿テンプレートは2023年9月に,論文テンプレート2023年9月7日版に準ずる形で内容を改めました.
※ファイルをクリックしてもダウンロードできない場合は,リンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を選択してください.

原稿提出

締切:2024年6月13日(木)※締め切りました
・原稿の提出は,「日本教育工学会研究会マイページ」から,「発表申込」時に発行された「登録番号」と「パスワード」を使用して提出して下さい.「発表申込」の後,マイページより原稿を提出することができます(「発表申込」をしないと提出することはできません)
・原稿は PDF 形式(サイズは10Mバイトまで)による電子的な提出とします.セキュリティによる制限をかけないようにしてください.
・原稿提出期限までに原稿が提出されていない場合は,原則として発表がキャンセルとなります.また,研究会の発表プログラムから削除されます.ニューズレター等には,原則,申込時の情報がプログラムとして記載されますので,ご了承ください.

参加申込・参加方法など

締切:2024年7月9日(火)※締め切りました
 参加登録から,事前に参加登録をお願いします.発表される場合,あるいは参加のみされる場合も,参加登録を行い,費用をお支払いください.すでに発表申し込みをされている方も,追加で参加登録の手続きを行ってください.なお,年間パスを購入いただいても参加するには参加登録が必要です.

 研究会当日,現地会場の受付では事前に「参加登録」が済んでおられるかを確認します.受付では参加費・発表費のお支払いには対応できませんので,お気を付けください.

 申込は研究会当日まで可能ですが,7月9日(火)までのお申し込みにご協力ください.
7月9日(火)以降にお申し込みいただいた方は,当日受付で参加登録メールに記載されている登録番号と氏名をご提示ください.当日お申し込みの場合も,参加登録より申し込みの上,受付へお越しください.
 *参加費は1,000円です(年度当初に年間パスを購入いただいている場合は不要).
  加えて,発表の場合は発表費(会員1,000円,非会員2,000円)が必要です.
  参加登録後の案内に従って決済してください.
 *発表費は,連名者が何名いても発表1件につき1名分(1回分)です.
  連名発表の場合,第一著者がお支払いください.連名者は必要はありません.
 *領収書は研究会当日から1ヶ月間、マイページよりダウンロードすることができます.
 *研究会当日は,連名者全員の参加を求めるものではありません.
 *連名者であっても,研究会当日に参加されない場合は参加費は不要です.
 *発表会場等の詳細は、事前参加登録者へ、研究会の数日前にメールにて通知します.

※学会のメールが「迷惑メールフォルダ」に分類されてしまう場合があります.メールが届かない場合,念の為,ご確認をお願いします.

発表原稿・研究会報告集(J-Stage)

 発表原稿は,研究会当日まで「クラウドストレージ(研究会3日前を目安にリンクをここに設定します)」にて公開します.当日,Wi-Fiにアクセスできない方は,事前にダウンロードしてご参加ください.発表が完了した原稿は,研究会の翌日以降,J-STAGEの「日本教育工学会研究報告集」にて公開されます.
※2021年度から「日本教育工学会研究会報告集」の紙冊子での刊行は廃止しました.以降の発表原稿はJ-STAGEにてご覧いただけます.

プログラム

発表時間:発表1件につき24分(発表19分,質疑5分)の持ち時間です.また,発表間に交代のための1分を設けます.

  • 午前の部   (10:00-12:05)

    諸連絡 (9:55-10:00)

    A会場 座長 神部 順子(高松大学),山口 明乙香(高松大学)

    A1

    新入生を対象としたBYODによるICT活用力向上のための予備調査
    神部 順子(高松大学)・山口 明乙香(高松大学)・玉田 和恵(江戸川大学)・松田 稔樹(東京工業大学)

    A2

    特別活動振り返りのためのシート開発と他者参照を取り入れた深化手法の研究
    藤田 匠(愛知教育大学・静岡県立浜松城北工業高等学校)・齋藤 ひとみ(愛知教育大学)

    A3

    保育・教育職従事を目指す学生を対象としたBYODによるICT活用力向上のための予備調査
    山口 明乙香(高松大学)・神部 順子(高松大学)・玉田 和恵(江戸川大学)・松田 稔樹(東京工業大学)

    A4

    大学における探究学習を通じた自己探索に関する考察
    石橋 希(早稲田大学)・正司 豪(早稲田大学)・尾澤 重知(早稲田大学)

    B会場 座長 吉良 絵里(無所属),向後 千春(早稲田大学)

    B1

    AI音声識別技術を用いた英語学習者発話文評価システムChitChatの開発と評価
    林 俊成(東京外国語大学)・甯格致(艾克諾科技有限公司)

    B2

    授業における学生の性格・理解度と集中度の関係
    上條 浩一(東京国際工科専門職大学)・塩尻(斎藤) 亜希(東京国際工科専門職大学)・大関 和夫(東京国際工科専門職大学)・鈴木 雅実(東京国際工科専門職大学)・門田 裕次(東京国際工科専門職大学)

    B3

    専門職大学院における教員と学生同士の交流について
    吉良 絵里(無所属)

    B4

    データサイエンス入門におけるアンケート調査の報告
    仲田 知弘(文京学院大学)・ゲルゲル クラウディア(一橋大学)

    B5

    学生参加型オンデマンド授業ビデオの好みとその理由の分析
    向後 千春(早稲田大学)

    C会場 座長 山本 朋弘(中村学園大学),小柳 和喜雄(関西大学)

    C1

    生成型AIの教育利用に関する教員研修の試行と評価
    山本 朋弘(中村学園大学)

    C2

    「総合的な探究の時間」の中間発表時の振り返りに見る探究活動の実態
    木村 竜也(金沢工業大学)・森下 広大(金沢高等学校)・伊藤 大輔(秋田県立大学)・寺西 望(加賀市教育委員会)

    C3

    教員の労働環境の問題が教育実習を終えた教員養成学部生の進路希望に与える影響
    高沼 有佳(信州大学)・谷塚 光典(信州大学)・森下 孟(信州大学)

    C4

    学術論文にみる若手教師に関する研究の動向
    遠藤 みなみ(富士市立岩松中学校)・八木澤 史子(千葉大学)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)

    C5

    教師教育者を支援する国際的な取り組みに関するインタビュー調査 ~オランダとノルウェーの場合~
    小柳 和喜雄(関西大学)・木原 俊行(四天王寺大学)・野中 陽一(横浜国立大学)

    D会場 座長 豊福 晋平(国際大学),玉田 和恵(江戸川大学)

    D1

    雲南市教育委員会によるデジタル・シティズンシップ教育プログラムの展開
    豊福 晋平(国際大学)・今度 珠美(関西大学)・堀江 亮次(雲南市教育委員会)・松島 貴紀(雲南市教育委員会)

    D2

    学習の自己調整に対する意識の向上の促進を目指した中学校理科における小テストCBTの試行と振り返りの分析
    彦田 奨貴(興南中学校)・安里 基子(与那原町立与那原小学校)・中川 哲(社会構想大学院大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)

    D3

    スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校における探究的な学習の実態調査
    高澤 良輔(芝浦工業大学柏中学高等学校)・登本 洋子(東京学芸大学)・溝上 慎一(桐蔭横浜大学)

    D4

    小中学生のICTスキルと情報活用能力の関係
    水野 一成(NTTドコモ モバイル社会研究所)・近藤 勢津子(NTTドコモ モバイル社会研究所)吉良 文夫(NTTドコモ モバイル社会研究所)

    D5

    問題解決の縦糸・横糸モデルを活用したキャリア教育
    玉田 和恵(江戸川大学)・松田 稔樹(東京工業大学)

  • 午後の部① (13:00-14:40)

    諸連絡 (12:55-13:00)

    A会場 座長 早岡 英介(羽衣国際大学),坂井 美穂(日本文理大学)

    A5

    社会実装に向けて活動経費を支援するアントレプレナーシップ教育プログラムの開発
    小牧 瞳(千葉大学)

    A6

    画像生成AIを初年次教育にどう取り入れるか
    早岡 英介(羽衣国際大学)・館野 浩司(北陸大学)

    A7

    初年次キャリア教育の到達目標と評価の検討
    南 伸昌(宇都宮大学)

    A8

    情報メディア学科における初年次から始めるキャリア教育
    坂井 美穂(日本文理大学)・福島 学(日本文理大学)・松原 かおり(日本文理大学)

    B会場 座長 本村 康哲(関西大学),小田 理代(麗澤大学)

    B6

    ルーブリック評価における評価順序が形式評価に与える影響
    本村 康哲(関西大学)・稲葉 利江子(津田塾大学)・毛利 美穂(関西大学)・岩谷 洋史(姫路獨協大学)

    B7

    大学生による大学生のための「やさしい日本語」関連動画の制作過程
    辻本 桜子(甲南大学)

    B8

    外国語学習へのVR導入に対する大学教員の意識: 技術と関わる教育的内容知識(TPACK)に基づいて
    小田 理代(麗澤大学)

    B9

    韓国の大学における学習支援担当者の職能開発の現状と特徴
    川面 きよ(成城大学)

    C会場 座長 藤木 卓(活水女子大学),渡邉 光浩(南九州大学)

    C6

    深いアプローチからみた総合的な学習の時間に関する印象の変化
    藤木 卓(活水女子大学)・小清水 貴子(静岡大学)

    C7

    教職課程における新科目「情報通信技術を活用した教育の理論及び方法」のICT活用指導力を向上させる効果に関する分析の試み
    渡邉 光浩(南九州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)

    C8

    教員指導力向上からみたSTEAM教育における中日共同課題の対策
    XI CHEN(信州大学)・谷塚 光典(信州大学)・森下 孟(信州大学)

    C9

    教職志望学生の学びを愉しむ態度と大学での学習を通した変容に関する質的調査
    舟生 日出男(創価大学)・松名 由香(創価大学)・辻 萌香(創価大学)・久保田 善彦(玉川大学)・鈴木 栄幸(茨城大学)

    D会場 座長 中山 洋(東京電機大学),大久保 紀一朗(京都教育大学)

    D6

    食育支援システムの開発と効果 -平日と週末における食事内容の傾向の調査分析-
    中山 洋(東京電機大学)・藤倉 純子(女子栄養大学)

    D7

    日本におけるデジタル・シティズンシップ教育理論の形成に向けて
    今度 珠美(関西大学)

    D8

    小学校の社会科教科書に掲載されているQRコードからリンクしている学習コンテンツの分類
    安里 基子(与那原町立与那原小学校)・堀田 龍也(東京学芸大学)

    D9

    中学校国語科における文章理解モデルを援用したメディア読解について学ぶ学習の実践と評価の試み
    大久保 紀一朗(京都教育大学)・遠藤 みなみ(富士市立岩松中学校)・佐藤 和紀(信州大学)・堀田 龍也(東京学芸大学)

  • 午後の部② (14:50-16:30)

    A会場 座長 高丸 理香(お茶の水女子大学),出口 英樹(鹿児島大学)

    A9

    外国人留学生の長期的なキャリア形成とインターンシップ・プログラムの位置づけ
    高丸 理香(お茶の水女子大学)・西山 元子(鹿児島大学)

    A10

    女子中高生を対象とした理工系イベントがその後のキャリア形成に与える影響と効果 ― 「女子中高生夏の学校」参加者アンケートの分析と考察 ―
    出口 英樹(鹿児島大学)・永合 由美子(NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト)・大山口 菜都美(NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト・東京理科大学)・植松 崇之(NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト・北里大学)

    A11

    大学生のキャリア選択自己効力感の特徴に関する研究
    石塚 諭(宇都宮大学)・久保田 愛子(宇都宮大学)・南 伸昌(宇都宮大学)

    B会場 座長 高林 友美(サイバー大学),石鍋 浩(東大阪大学)

    B10

    理学療法教育における記憶定着アプリによる学習ログと基礎学力との関連
    須藤 久也(東京学芸大学)・登本 洋子(東京学芸大学)・高橋 純(東京学芸大学)

    B11

    異文化として発達障害の特性を学ぶための AI仮想ピアおよび多文化協働学習環境のデザイン
    高林 友美(サイバー大学)

    B12

    プログラミング的思考を評価するテストの解答に対する観察と分析
    笠松 美歩(日本電信電話株式会社)・小矢 英毅(日本電信電話株式会社)・大石 晴夫(日本電信電話株式会社)・森田 裕介(早稲田大学)

    B13

    多様化する介護専攻学生による高齢者虐待認識を説明する要因の検討
    石鍋 浩(東大阪大学)・野口 代(東大阪大学)・梓川 一(静岡英和学院大学)

    C会場 座長 立石 力斗(近畿大学九州短期大学),松田 稔樹(東京工業大学・江戸川大学)

    C10

    知的障害教育における情報端末を活用した授業に関する研究の動向と課題
    立石 力斗(近畿大学九州短期大学)

    C11

    通常学級における書くことに困難さがある児童のタブレット端末の活用状況とその意識
    外﨑 顯博(飯塚市立菰田小学校)・立石 力斗(近畿大学九州短期大学)

    C12

    Neo教育工学の立場からの「教育制度論」カリキュラム
    松田 稔樹(東京工業大学・江戸川大学)

    番号なし

    ※2023年7月研究会D2の振替
    基盤化形成における共同注視の役割 ―指標性からの考察―
    山口 征孝(神戸市外国語大学)

研究会での発表について

研究会での発表を検討されている方は,ページ上部の「発表までの手順」をご覧下さい.
先に述べましたとおり,本研究会では討論を大切にしているため,発表時間は次のように定めています.

  • 1人あたりの持ち時間24分(発表19分+討論5分),交代1分
    ※討論をさらに重視したい場合は,発表時間を少なくしていただいても構いません.

外国語による発表について

研究会では留学生等の外国語による発表に関しまして,次のような条件のもとで受付けております.

  • 対応する外国語は英語のみとします.
  • Web上での申込み,原稿投稿,メールでのやりとりは日本語で行ってください.
  • 原稿および当日のプレゼンテーション資料は英語を使用できます.
  • International Sessionは設けません.発表および質疑は日本語で行うか,英語の場合は通訳を確保するなど,日本語でのやりとりに支障が無いようにしてください(通訳等のサービスを研究会では行いません).
  • 上記の条件に関して不安がある場合,留学生の指導教員や共同研究者が支援してください.
  • 原稿フォーマットに関しては,ページ上部の「発表までの手順」をご覧ください.

やむを得ず発表できなくなった場合について

原則的に第一著者が研究会当日に参加・発表してください。プログラム掲載後、やむを得ない理由で参加が難しくなった場合は、かわりに連名者が発表いただいても結構です。連名者が発表する場合も、発表費は第一著者が、第一著者の会員種別の発表費を支払ってください。