【特集記事】SIGーCLについて

SIG-CL代表 北澤 武(青山学院大学)

 協調学習・学習科学(SIG-CL)は,「知識は社会的に構成されるもの」という考え方を基盤として,世の中の学びをより良いものへと変容させることを目指した様々な研究の活性化に向けた活動を行っています.これまで,研究会やJSET全国大会のセッション,体験的ワークショップ型の研究会(協調学習の支援ツールや方法,学習科学の授業づくりや学習評価,デザイン研究のフィールド体験)を通して,知見の普及を行っています.また海外の知見に関する日本語のリソースを拡充することを通して,この領域に興味のある学会員同士をつなげ,教育工学研究領域における協調学習・学習科学の研究や実践のコミュニティ拡大に取り組んでいます.

 最近の取り組みとして,「学習科学ハンドブック 」の翻訳(2026年9月11日発売)と,翻訳を担当した先生方による紹介を行うウェビナーを行っています.これまで行ってきたウェビナーは,情報共有サイトに公開しています.今後もウェビナーの開催とその様子を公開する予定です.

 次に,2026年11月9〜13日,広島国際会議場にてISQE (International Society for Quantitative Ethnography) 主催のICQE (International Conference on Quantitative Ethnography) 国際会議に向けたワークショップを行い,投稿に向けた支援を行ってきました.Quantitative Ethnography(量的エスノグラフィー)は、協調学習過程の談話を分析する方法論として、国際的にその地位を確立してきています。この会議でも、協調学習・学習科学を専門とする研究者が多数発表されますので,奮ってご参加ください.

  これまでの取り組みと今後についての情報発信は,情報共有サイトで公開していますので,ぜひ,ご覧ください.

【これまでの出版物】
●「学習科学ハンドブック 第二版 第1巻: 基礎/方法論」,北大路書房
●「学習科学ハンドブック 第二版 第2巻: 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ」,北大路書房
●「学習科学ハンドブック 第二版 第3巻: 領域専門知識を学ぶ/学習科学研究を教室に持ち込む」,北大路書房
●「学習科学ガイドブック」,北大路書房
●「学習科学入門」,北大路書房
●「学習科学ハンドブック 第」,北大路書房,2026年9月20日出版