産学協同セミナー
2012年度 JSET 産学協同セミナー 「産学で議論 教育工学の視点からの未来の学校(教室) ~明日の教育現場でのICT利活用を考える 韓国から学び日本を考える~」
開催日時
2012年4月21日
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- 日程
- 2012年4月21日(土) 13:30~17:30(受付開始 13:00)
*当初の案内より終了が繰り下がります。
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- 会場
- 株式会社内田洋行 新川オフィス(ユビキタス協創広場CANVAS)
東京都中央区新川 2-4-7
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
※お車でのご来場はご遠慮ください。
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- 参加費
- 無料
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- 定員
- 100名 ※先着順で締め切らせていただきます
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- 主催
- 日本教育工学会
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- アクセス
- 東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車、「A4」出口徒歩4分
東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町駅」下車、「1番」出口徒歩5分
社会の情報化の急速な発展に伴い,21世紀にふさわしい,ICTを活用した教育の実現が求められています.わが国では,昨年の4月28日,今後の学校教育(初等中等教育段階)の情報化に関する総合的な推進策について「教育の情報化ビジョン」が文部科学省から発表され,今後の展開が期待されるところです.
しかしながら驚くべき発表がその後の6月29日隣国の韓国からありました.日本のさらに先を行く具体的なプランとして,「スマート教育推進戦略」が韓国政府から発表されたのです.これは,2025年には韓国の教育競争力を世界3位まで上昇させることを目標にして,2015年にはすべての学校にデジタル教科書の導入とインフラの整備を実現させることを皮切りにして,ユビキタスベースのスマートスクール (Smart School),楽しい学校 (Fun School),グローバル・地域社会と連携した学校 (Connected School)等が実現された未来学校(Future School)を韓国中で実現していこうという構想であります.しかも,そのモデルとなる学校数校を21012年の3月にはオープンさせるというスピードであり,今回は未来学校視察の緊急報告もすることとしております.
日本としては,このような隣国の動きをしっかりと学びながら,日本での具体的な展開を進めていく必要があります.また,ICT利活用に関する,こうした動きに対応するには,学会と産業界との連携は不可欠です.本セミナーでは,これからの学校教育におけるICT活用についての韓国の状況をうかがいながら,未来の学校の要件である,「デジタル教科書」や,それを使うための教室を含む学校環境や端末,デバイス,クラウドを含むネットワーク環境等,そこでのカリキュラムや国や地域のバックアップの課題も視野に入れ,産学それぞれの立場から「明日の教育現場でのICT利活用」に関して,幅広く,また密に議論したいと考えています.こうした問題に関心を抱く,多くの方のご参加をお待ちしています.
講演予定者
- Song JaeShin(ソン・ジェシン)氏
Ph.D Research Fellow Global Cooperation Center, - KERIS 韓国教育情報学術院 , Chairman Information Expert Council
Kim Jun-Tae(キムジュンテ)氏 - Professor Kongju National University(公州大学校)
Director, U-Future Works Institution - 山西 潤一氏
富山大学教授 日本教育工学会副会長 - 佐藤喜信氏
株式会社内田洋行教育総合研究所