2012年度 JSET 産学協同セミナー 教育工学の視点からの未来の学校(教室)~報告 アジアから学び日本を考える~
開催日時
2013年3月23日
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- 日程
- 2013年03月23日(土) 13:30~17:30(受付開始 13:00)
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- 会場
- 株式会社内田洋行 新川オフィス(ユビキタス協創広場CANVAS)
東京都中央区新川 2-4-7
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
※お車でのご来場はご遠慮ください。
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- 参加費
- 無料
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- 定員
- 100名 ※先着順で締め切らせていただきます。
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- 主催
- 日本教育工学会 企画委員会
21世紀にふさわしい人材育成のためICTを活用した教育の実現が社会からは求められています.
しかしながら,学校現場での進展は遅々としているのが現状です.
その現状を打破する動きとしては,一昨年,「教育の情報化ビジョン」が文部科学省から発表され,今後の展開が期待されましたが,世界にも発信できる久々の我が国の先進プロジェクトである総務省フューチャースクールプロジェクトが事業仕訳により縮小を余儀なくされるなど,将来の視界が広がるところまでは至っていません.
そのような状況の中,昨年のこの産学協同セミナーでは,日本の先を行く具体的なプランとして「スマート教育推進戦略」を発表した韓国の事例を紹介しました.世界初の新たに造られた未来学校や,日本より大きく先行するデジタル教科書の標準仕様等,現状の報告,ならびにその動きを進めている韓国の研究者を招待し,韓国における現状と産官学の連携を学びました.
本年は,昨年に引き続き,韓国の教育の情報化を推進する韓国教育情報学術院(KERIS)の研究者をお招きし,韓国の教育の情報化の進捗を語っていただきます.
日本でのフューチャースクールの等の現状と対比しながら,未来の学校の要件である,「デジタル教科書」,教室を含む学校環境,生徒の端末やデバイス,クラウドを含むネットワーク環境等,またカリキュラムや教員養成,国や地域のバックアップの課題について,産学それぞれの立場から幅広く,また密に議論し,現状の打開策を考えていきましょう.
こうした問題に関心を抱く,産官学の多くの方々のご参加をお待ちしております.
セミナープログラム
13:00 開場 13:30 開始
17:30 終了予定
- 韓国の教育の情報化の進捗
KERIS(韓国教育情報学術院) Policy Research & Consulting Unit
CHO KYUBOK氏 - 日本の教育の情報化の今 ~フューチャースクール実証校から~
佐賀市立西与賀小学校 校長 江口浩文 氏
佐賀市立西与賀小学校 教諭 大家淳子 氏 - パネルディスカッション
韓国と日本の学校の情報化から,何を共有し,何を学ぶのか.
日本の教育の情報化における課題とその解決策について日韓,産学それぞれの立場から議論を重ねる.
コーディネーター
日本教育工学会 企画委員会委員長 大久保 昇 氏
パネリスト
- KERIS(韓国教育情報学術院) CHO KYUBOK氏
- 富山大学教授 日本教育工学会副会長 山西 潤一 氏
- 佐賀市立西与賀小学校 校長 江口 浩文 氏
- 佐賀市立西与賀小学校 教諭 大家 淳子 氏
- 光村図書出版株式会社 森下 耕治 氏
- 株式会社内田洋行 青木 栄太 氏