2016年度 JSET 産学協同セミナー 教育ビックデータ・学習資源の共有の実現に向けて 教育工学の立場から国際標準規格の必要性を考える
開催日時
2017年3月25日
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- 日程
- 2017年3月25日(土)開始 13:30~17:30 (受付開始13:00)
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- 会場
- 株式会社内田洋行 新川オフィス(ユビキタス協創広場CANVAS)
東京都中央区新川2-4-7
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- 参加費
- 無料
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- 定員
- 100名 ※先着順で締め切らせていただきます。
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- 主催
- 日本教育工学会 企画委員会
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- アクセス
- 東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車,「A4」出口徒歩4分
東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町駅」下車,「1番」出口徒歩5分
国際的にみるとe-learning教育分野では,ソフトウェアとコンテンツ,ビックデータの標準化を進め,相互運用性を高めることで,その流通や共有再利用,開発コストの低減を図ろうと,幾つかの国際標準化団体が活動を展開しております.その中でも,北米に拠点をおくIMS Global Learning Consortiumは,ICTによる教育改革を進める大学や企業からなる国際コミュニティを形成し,その規模を拡大しており国際標準化を推進しています.日本においても2016年6月,IMS Global Learning Consortiumの活動を日本及びアジアで促進する為に,一般社団法人「日本IMS協会」(IMS Japan Society)が設立されました.
今回の産学協同セミナーでは,IMS Global Learning Consortiumと,日本IMS協会の概要と,IMS Global Learning Consortiumが推進する幾つかの標準規格の中から,日本国内で早期普及が考えられるCaliper,LTI,QTI,OneRosterの4つの標準規格の説明と,事例の紹介をしてもらい情報共有をするとともに,今後ソフトウェアとコンテンツ,ビックデータの標準化が進み,相互運用性が高まることで教育がどう変革していくのか,産・学それぞれの立場から幅広く議論を展開したいと考えます.
こうしたテーマに関心を抱く,多くの方のご参加をお待ちしていますので,まずは日程のご案内をさせていただきます.
セミナープログラム
13:00 開場 13:30 開始 17:00 終了予定
第一部
- 趣旨説明 企画委員会
- 講演Ⅰ 「IMS Global Learning Consortiumと日本IMS協会について」
山田 恒夫氏 日本IMS協会 運営委員会委員長 放送大学 教育支援センター 教授 - 講演Ⅱ 「各標準規格と事例紹介 Caliper,LTI,QTI,OneRoster」
Caliper: 李 在範氏 株式会社ネットラーニングホールディングス 副社長
LTI:常盤 祐司氏 日本IMS協会 技術委員会委員長 法政大学 情報メディア教育研究センター 教授
OneRoster: 中野 裕司氏 熊本大学 総合情報統括センター 教授
QTI: 永井 正一氏 内田洋行教育総合研究所(株式会社インフォザイン)
第二部
- パネルディスカッション
IMS Global Learning Consortiumの推進している標準規格の内容,事例の発表を受けて,今後の教育現場で学習記録データ等の標準化の必要性を共有し,現時点での課題を明らかにするとともに,今後ソフトウェア,コンテンツ,ビックデータの標準化が進み,相互運用性が高まることで教育がどう変革していくのか,産・学それぞれの立場から幅広く議論を展開する.
コーディネーター
山西 潤一 氏 富山大学名誉教授 日本教育工学会 会長
パネリスト
- 山田 恒夫氏 日本IMS協会 運営委員会委員長 放送大学 教育支援センター 教授
- 常盤 祐司氏 日本IMS協会 技術委員会委員長 法政大学 情報メディア教育研究センター 教授
- 中野 裕司氏 熊本大学 総合情報統括センター 教授
- 李 在範氏 株式会社ネットラーニングホールディングス 副社長
- 永井 正一氏 内田洋行教育総合研究所(株式会社インフォザイン)