特集:生成AIの教育利用
生成AIの普及と高度化に伴い,教育における学びのあり方や指導方法,学習支援のあり方は大きな転換期を迎えています.1人1台端末環境の普及や各種ガイドラインの整備が進む中,個別最適な学びの実現,学習支援の高度化,教職員の校務効率化など,多様な生成AIの教育利用が試みられています.その一方で,情報の正確性(ハルシネーション),著作権・プライバシー侵害への懸念,学習評価の再考やAIリテラシーの育成など,解決すべき課題も数多く存在します.本特集号では,初等中等教育から高等教育,教員養成,生涯学習に至るまで,生成AIの教育利用に関する授業デザイン,実践・評価,システム開発,ならびに倫理的・理論的考察に関する教育工学研究の知見を広く募集します.
1.対象分野
本特集号で募集する論文テーマについて例示します.以下のテーマはあくまで例であり,生成AIの教育利用に関する研究を広く募集します.
- 生成AIがもたらす教育・学習理論の提示および将来像に関する論考
- 生成AIを活用した授業デザインおよび学習支援システムの実践と評価
- 生成AIによる個別最適な学びやフィードバックの構築と検証
- 生成AIを活用した探究学習・プロジェクト学習の展開と評価
- AIリテラシー育成の教育実践
- 教員の実務・教材開発・校務支援における生成AIの活用と効果検証
- 生成AI時代における学習評価手法の再定義
- 生成AIの普及を踏まえた情報活用能力の育成と体系化
- 生成AI利用に関する情報モラル、著作権、データプライバシー、倫理教育の研究
- 生成AI導入に対する教員・学習者の意識調査や技術受容に関する分析
- 語学学習、プログラミング教育など特定教科・領域における生成AIの活用研究
2.募集論文の種類
通常の論文誌と同様に,「論文」「教育システム開発論文」「教育実践研究論文」「資料」「寄書」を募集します.それぞれの論文種別については,投稿規定をご覧下さい.論文の査読は,通常の論文誌の場合と同じです.ただし,査読は2回限りとし,編集委員会が示した掲載の条件を修正原稿で満たさない場合は 採録になりません.「ショートレター」として既に掲載されている内容を発展させて「論文」として投稿することも可能ですが,単に分量を増やして詳細に説明しただけでは発展させたことになりませんのでご注意下さい.なお,本特集号へ投稿された論文が特集号編集委員会にて対象分野外と判断された場合には,一般論文として扱うことになります.あらかじめご了承下さい.
3.論文投稿締切日
論文投稿締切:2027年02月01日(月)10:00
最終原稿提出締切:2027年02月15日(月)17:00
4.論文投稿の仕方
原稿は「投稿規程」と「執筆の手引」に従って執筆し,後日告知するウェブサイトから電子投稿して下さい.郵送による投稿は受け付けておりません.
5.編集委員会
編集長
重田勝介(北海道大学)
副編集長
佐藤和紀(信州大学)
中澤明子(東京大学)
幹事
大﨑理乃(東北大学)
澁川幸加(中央大学)
編集委員
名知秀斗(秀明大学)
倉田伸(長崎大学)
池尻良平(広島大学)
板垣翔大(宮城教育大学)
益川弘如(青山学院大学)
福山佑樹(関西学院大学)
根岸千悠(京都外国語大学)
浦田悠(大阪大学)
伏木田稚子(東京都立大学)
荒木淳子(明治大学)
仲谷佳恵(大阪大学)
江木啓訓(電気通信大学)
瀬戸崎 典夫(長崎大学)