AECT
米国教育コミュニケーション・テクノロジー学会
Association for Educational Communications and Technology
学会概要
米国教育コミュニケーション・テクノロジー学会(Association for Educational Communications and Technology:AECT)は、教育・学習におけるテクノロジーの研究と実践を推進する国際的な学会です。1923年に全米教育協会(National Education Association:NEA)の視覚教育部門(Department of Visual Instruction:DVI)として前身組織が設立され、その後、視聴覚教育、教育メディア、インストラクショナルデザインなどへと対象領域を広げてきました。1970年に現在の名称への変更が会員投票で決定され、1971年に正式に承認されました。教育工学分野において100年以上の歴史を有しています。
世界各国に会員を有し、教育テクノロジー、教材・授業設計、オンライン学習、人工知能などに関する研究と実践の交流を促進しています。毎年、米国で国際年次大会「AECT International Convention」を開催するほか、学術誌「Educational Technology Research and Development(ETR&D)」や「TechTrends」など、複数の出版物を刊行しています。
JSETとの連携
アメリカで学位を取得された鈴木克明会長(当時)がAECTで活躍されたことをきっかけに、歴代の会長・副会長がAECTの年次大会に参加し、交流を積み重ねてきました。2015年に学術交流協定を締結して以降、AECTの年次大会において、日本の教育工学研究やJSETの活動を紹介するJSETセッションを企画・実施してきました。
2018年には、JSETとAECTの共催による国際研究シンポジウム「JSET-AECT 2018 Summer International Research Symposium」を開催しました。近年ではオンラインによる交流にも取り組んでいます。2025年には「AECT x JSET Member Meet & Greet」を開催し、2026年にはAECTの企画により、JSET、HKAECT(香港)、ASCILITE(オーストラリア)が参加する「Bridging Borders」を開催するなど、両学会の関係を継続的に深めています。