プログラミング的思考力をどのように捉え,いかに育むか?
9 月 17 日(日)15:10 ~ 17:40 会場:大学ホール
司会:舟生 日出男(創価大学)
登壇者:阿部 和広(青山学院大学),平井 聡一郎(情報通信総合研究所)
高橋 純(東京学芸大学),御園 真史(島根大学),山西 潤一(富山大学)
新しい学習指導要領において,小学校段階からのプログラミング教育が位置づけられ,2020 年から本格的に実施される.その目的は「プログラミング的思考力」の育成であり.「プログラミング的思考力」とは,対象の処理をアルゴリズム的に考え,課題を分割したり,システム的に捉えたりする能力である.
これからの社会は,AI 技術や IoT など ICT の発展に伴って激しく変化し続けることは確実であり,子どもたちが就くべき仕事も当然,大きく変化すると考えられる.そのため,「プログラミング的思考力」は間違いなく,これからの子どもたちにとって不可欠な素養であると言えるだろう.
本シンポジウムでは,そうしたプログラミング的思考力をより善く伸ばすために,プログラミング的思考をどのように捉え,学習環境を提供したり,未来に向かって動機付けたりすれば良いのかについて,子どもたちのプログラミング教育に関わっている方々に話題提供して頂き,今後の教育工学研究の役割を考える.