「学習資源のデジタル化がもたらす未来の学び」
9 月21 日(土)14:15-16:15 会場:3-145
コーディネータ | 稲垣忠(東北学院大学),重田勝介(北海道大学),森下耕治(光村図書) |
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指定討論者 | 佐伯胖(信濃教育会教育研究所長,東京大学名誉教授) |
本シンポジウムでは,国内外の「学習資源のデジタル化」に伴い,どのような「学び」の変化がもたらされ,どのような「未来の学習の姿」が見えてくるのか,というテーマで議論を深めたい.デジタル化は,教育を改善していく手段でもあり,日常生活を含めた環境の変化でもある.学習の未来像を描くには,テクノロジの善し悪しや普及戦略に留まらず,学びそのものに対する本質的な影響や質的な変化を見据えた学習資源の配置が求められる.
そこで,本シンポジウムでは,初等中等教育から高等教育まで,教材や教具,さらには授業や教育制度そのものも含めた学習資源のデジタル化に関する取り組みを研究者,企業,政府の立場からそれぞれご報告いただく.その上で,学習の本質に対するこれらの影響を討議し,これからの学習環境の姿を描く議論を作り上げたい.
「JSET Talk 2013 〜理論と現場をつなぐ〜」
9 月22 日(日)15:20-17:50 会場:3-145
コーディネータ | 前迫孝憲(大阪大学),美馬のゆり(公立はこだて未来大学),室田真男(東京工業大学) |
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日本教育工学会では若手会員が増えてきています.
しかしながら,扱う分野が広いために教育工学全般にわたり,優れた実践者や研究者の話を聞く機会はそれほどありません.
そこで,皆が集まる全国大会という特徴を活かし,第一線で活躍されている様々な分野の方に自らの思いを語って頂き,教育工学の幅の広がり,奥の深さを共有することを目的として,前回大会でトークセッションを初めて開催しました.
とても好評だったため,今年も第2弾を開催いたします.
今年のテーマは,「理論と現場をつなぐ」です.
教育工学が工学としての価値をもつためには,研究や実践の成果がエキスポータブルであることが必要です.
そのためには,理論を実践に活かし,また逆に実践の成果を理論に反映させるというくり返しがとても重要となります.
本セッションでは,理論と現場をつなぐ活動をされている研究者の方々に,自らの活動内容,そして活動への思い,夢,情熱,感動を語って頂きます.
それらを皆で共有し,学び,感じ,そしてお互いに語ることにより,教育工学研究が更に発展することを期待しています.