日本教育工学会 2021年春季全国大会

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自主企画セッション

昨年、試行として始めました自主企画セッションを今春大会では正式なものとして開催致します。自主企画セッションは文部科学省、日本学術振興会(JSPS)、科学技術振興機構(JST)、総務省などの公的機関や財団から受けた研究外部資金による研究成果の発信、普及を目的にシンポジウムやワークショップなどのセッションを企画し、実施するものです。

自主企画セッション1   3月6日(土)10時40分〜12時10分
自律的学習者を育成するためにラーニングアナリティクスができることは何か?

本自主企画セッションでは, 近年, 国内外で活発にされているラーニングアナリティクス(Learning Analytics: LA)研究を概観し, 本研究プロジェクトにおける, 自律的学習者の育成を目的とした LA 研究の成果について報告し, 今後, 目指すべき LA 研究の方向性について議論を行う. 本自主企画セッションによるシンポジウムでは研究代表者より趣旨説明と LA 研究の動向について説明を行った後, 3 名の研究者より, それぞれ自律的学習者育成を目的とした LA 基盤, オンラインディスカッションにおける発言の自動分類, 自律的学習者を育成するために検討すべき観点と収集すべきデータタイプについて講演を行う.

研究代表者 山田政寛(九州大学)
登壇者:山田政寛(九州大学)
    島田敬士(九州大学)
    合田美子(熊本大学)

自主企画セッション2   3月7日(日)10時40分〜12時10分
教員の集合研修転移について検討する

教師が勤務校から離れ、教育センター等へ赴き、他の学校の教師とともに研修を受ける場を一般的に「集合研修」という。集合研修では、勤務校から離れ、新たなことを学習できるメリットがある一方で、その成果を活かすこと(研修転移)に課題があると言われている。本研究では、教師が集合研修の成果を校内で転移させられるように、その実態を明らかにし、支援方策を考えようとした。
 本セッションにおいては、教員研究の転移モデルについて報告をする。そしてそのモデルに基づきながら、学校現場の環境による転移の違いについて述べる。加えて、内容をICT推進リーダーに統一したときの、その転移方策の多様性について事例報告する。
 以上に基づき、研修での支援方策についていくつか提案するので、それに基づいて参加者とともに議論をしたい。

研究代表者:寺嶋浩介(大阪教育大学)
登壇者:寺嶋浩介(大阪教育大学)
    時任隼平(関西学院大学)
    泰山裕(鳴門教育大学)
    藤井佑介(長崎大学)