日本教育工学会 2024年春季全国大会

各セッション

チュートリアルセッション

チュートリアルセッションは,全国大会への参加経験が少ない参加者を主な対象とした企画です.

Let's Talk ~あつまれJSETの森~

日時
3月2日(土)8:45~9:15
登壇者
西森 年寿(日本教育工学会副会長(会員サービス担当)・大阪大学)
コーディネーター
古賀 竣也(崇城大学)・石川 奈保子(北海道大学)

今大会のチュートリアルセッションのテーマは「つながろう!」です.初めてのJSET参加で心細い方,学会での知り合いをもっと増やしたい方に向けて,知り合いづくりのきっかけを提供します.

SIGセッション

SIG委員長:重田 勝介(北海道大学)

SIG(Special Interest Group)とは,特定のテーマに興味・関心を持つ会員がグループを形成し,研究会やセミナー等を通して活動を行い,学会員のコミュニティ形成を図るものです.2024年2月にSIGはリニューアルしました.今回 のSIGのセッションでは,今期のSIGとして採択された研究グループより活動計画や活動内容についてご紹介いただきます.また,SIGへの登録方法についてもご案内いたします.

シンポジウム

NEXT GIGAに向けた教育工学への期待 -熊本県における実践から広がる展望-

プログラムコーディネーター:稲垣 忠(東北学院大学)

GIGAスクール構想の発表から4年が経過した.全国の初等中等教育の現場に一人一台の端末と高速ネットワークが整備され,クラウドを活用した学びを日常的に実践できるようになった.しかしながら,自治体間,学校間で活用状況 の差は大きい.さらに,生成AIなどの先端技術,教育データの活用,個別最適な学びと協働的な学びなど,新たなテクノロジーの活用や授業観・学習観の変革に向けた動きも活性化している.本シンポジウムでは,全国でも先駆的な取り 組みを進めている熊本市・熊本県の実践から教育DXの現在地を知るとともに,NEXT GIGAに向けた課題点を討議し,教育工学に期待される役割を共有することを目的とする.

※当初,遠藤洋路 氏(熊本市教育長)にご登壇頂く予定でございましたが,都合により,塩津 昭弘氏(熊本大学)ならびに吉田 潔氏(熊本市教育センター)にご登壇頂くこととなりました. 急な変更となりますことをお詫びするとともに,ご理解承りますようお願い申し上げます.
<話題提供>
塩津 昭弘(熊本大学),吉田 潔(熊本市教育センター) 「ウェルビーイングに向けた熊本市の教育DX ビジョン」
工藤 照彦(熊本市立北部中学校),光安 朝規(熊本市立北部中学校) 「LDXにおけるAI活用の取組」
福島 健太(高森町立高森中央小学校) 「自立した学習者の育成~児童を学びの主体に据えた授業デザインの構築」
前田 康裕(熊本大学) 「GIGA スクール構想の課題と教員研修の改革」
<指定討論者>
堀田 龍也(東北大学/東京学芸大学)
Youtube Live URL  https://youtube.com/live/Gh6duOWVQ0o?feature=share
※こちらのURLをクリックしてご視聴を開始してください(事前登録等不要)。
※ご視聴の際は、Youtube Liveの概要欄に掲載されております「​​視聴上の注意」を必ずご確認ください。

一般研究(口頭発表)

春季全国大会の一般研究発表は口頭発表のみです.所定の時間内に発表を終え,質疑応答時間を設定します.発表者交代のための時間を1分設けます.また,International Session も一般研究発表と並行で行います.
なお,発表のテーマカテゴリーは以下のとおりです.ご希望された発表テーマカテゴリーは希望者数に応じて,春大会企画委員会で調整させていただく場合がございますので,予めご了承ください..
(1)初・中等教育,(2)高等教育・FD,(3)教師教育・授業研究,(4)教育学習支援システム・AI,(5)教育の情報化・メディア教育,(6)協調学習・学習科学,(7)インストラクショナル・デザイン,(8)その他,(9)学生セッション

International Session

昨年度に引き続き,International Sessionを実施致します.

本セッションでの発表および質疑応答は,英語で行われます.本セッションは,教育工学研究の国際化に対応するものであるとともに,特に若い研究者に対しては,国際学会等での研究発表や討論に備える体験を提供する機会でもあります.発表は一般研究発表と同じ時間帯で実施します.

We would like to invite you to the International Session on the annual conference. The purpose of this session is to provide an opportunity to present papers and engage in scholarly discussions in English, and thus promote internationalization of the JSET community.

This International Session will be run in parallel with the presentation session (一般研究発表). Young scholars as well as experienced researchers are all welcome. Papers related to the following topics are invited to the Session.

重点活動領域セッション

日本教育工学会では,学会として重点的に取り組んでいる領域を社会に示し,学会としてのプレゼンスを高め,社会に貢献することを目指しています.そこで,重点的に活動する領域として「情報教育部会」,「学習環境部会」,「学習評価部会」,「先端科学技術とELSI部会」の4つの部会を設けています.

本セッションでは,4つの部会から構成される重点活動領域について,今後の活動計画や現状での進捗状況等について報告させていただきます.また,多くの会員の皆様からのご意見をいただくことにより,重点活動領域の方向性について議論できればと思いますので,是非ご参加ください.

【情報教育部会】

日時
3月2日(土)9:20~10:50
登壇者
泰山 裕(鳴門教育大学),板垣 翔大(宮城教育大学), 大久保 紀一朗(京都教育大学),佐藤 和紀(信州大学),遠山 紗矢香(静岡大学), 小田 理代(麗澤大学),倉田 伸(長崎大学),鶴田 利郎(国際医療福祉大学)

情報教育部会(第2期)では,児童生徒の情報活用能力を評価するための情報活用能力尺度の開発を目標に研究を進めます.情報活用能力を評価する枠組みは様々に提案されてきましたが,学習指導要領の全面実施や1人1台端末の整備を契機に,情報活用能力を取り巻く環境が大きく変化しています.2024年春季全国大会における企画セッションでは,これからの学校教育における情報活用能力について,参加いただいた先生方との議論を通して,情報活用能力を評価するための枠組みについて検討します.

【学習環境部会】

日時
3月2日(土)11:00 ~12:30
登壇者
山本 良太(大阪教育大学),伏木田 稚子(東京都立大学), 香西 佳美(早稲田大学),森 裕生(鹿児島大学),村上 唯斗(横浜国立大学), 中村 謙斗(東京理科大学),藤川 希美(早稲田大学)

学習環境部会(第2期)は,学習環境の4側面(空間,人工物,活動,共同体)を関連させた学習環境のデザインプロセスにおける共通点や留意点を探索的に明らかにすることを目的としています.そこで2024年春季全国大会における企画セッションでは,日本教育工学会論文誌の論文著者をお招きし,「学習環境の各側面および,それらのつながりをどのようにデザインしたのか」を検討するダイアローグセッションを実施します.セッションは参加型の形式を取り,フロアとともに議論を展開します.

【学習評価部会】

日時
3月2日(土)13:30~15:20
登壇者
杉浦 真由美(北海道大学),岩田 貴帆(関西学院大学), 近藤 孝樹(東京理科大学),沙 華哲(北海道大学),遠海 友紀(東北学院大学), 甲斐 晶子(青山学院大学),長濱 澄(東北大学)
指定討論者
向後 千春(早稲田大学),重田 勝介(北海道大学)

学習評価部会(第2期)では「学習者中心の評価」を主要なテーマとして位置付け,活動を推進していきます.そこで,本セッションでは,学習者中心の評価に関する近年の研究動向について概観した上で,指定討論者とともに「新たな学習環境において学習者の理解度や学習の進捗状況は,どのように評価され,フィードバックを通して改善されるか」を主なテーマとして,具体的なアプローチやベストプラクティスについて議論します.

【先端科学技術とELSI部会】

日時
3月2日(土)15:30~17:20
登壇者
稲葉 利江子(津田塾大学),今井 亜湖(岐阜大学),岩﨑 千晶(関西大学), 澁川 幸加(中央大学),遠山 紗矢香(静岡大学),中澤 明子(東京大学), 根本 淳子(明治学院大学),前田 菜摘(大分大学), 美馬 のゆり(公立はこだて未来大学)
モデレータ
村上 正行(大阪大学)

先端科学技術とELSI部会は,ELSIの視点からの先端科学技術の教育利用について,国内外の動向調査,ウェブサイトでの情報発信,意見交換の場の提供等を行っています.

本セッションでは,以下のように前半に2023年度の活動報告を行い,後半にはChatGPTを用いた学習活動の模擬体験及び意見交換を行います.
 (1)2023年度の活動報告
 (2)生成AIの教育利用アンケートの中間報告
 (3)Chat GPTを用いた学習活動の模擬体験
 (4)模擬体験をもとに生成AIの敎育利用の課題等に関する意見交流
 模擬体験では参加者の皆さんにも体験いただくため,ChatGPTを使うことができるPCやタブレット端末等を持参しご参加ください.