【特集記事】SIGーTLについて
代表 :島田 希(大阪公立大学)
副代表:古田 紫帆(大手前大学)
SIG-TLは、自らの実践を対象化し、学び続けられるリサーチマインドを保持した教師が求められる中で、教師教育と授業研究を密接に関連付けた研究、とりわけ授業のみならず教育実践全体を射程に入れた研究を行うこと、それを通じて、教師教育、実践研究のコミュニティを形成することを目的としています。
TLという名称には、以下のような複数の意味を込めており、多様な興味関心をお持ちの方々に参加していただきたいと願っています。
・Teaching & Learning
・Teacher Learning
・Technology in Learning
・Teacher education and Lesson study
・Transformative Learning
2024-2025年度は、「個別最適な学びと授業研究/校内研修」というテーマを設定し、SIG-TLの活動を行っています。そこでは、以下のような問いへの探究を深めています。
・「個別最適な学び」では、一人ひとりの異なる学びや教室全体をどのように捉えうるのか?そして、捉えた学びをどのように記述・説明することができるのか?
・どのようにして教員の力量形成や授業開発につなげるのか?
・「個別最適な学び」を対象とした授業研究や校内研修の可能性と課題とは何か?
これまでの活動および開催報告については、学会HP・SIG-TLのページ(
https://www.jset.gr.jp/sig/sig-tl/)にて公開しています。最近の活動として、2025年秋季大会におけるSIG-TLセッションの様子が掲載されています。
今後も、上記のテーマにもとづいて、研究会(主にオンライン)を開催し、メンバーのみなさまと研究交流できればと思います。
SIG-TLの予定や開催報告等は、学会HPのほか、MLやFacebookを通じて発信しています。それらをご覧いただくとともに、ぜひSIG-TLにご参加ください。