研究会の開催

障害者の自立を促進するテクノロジーの活用と学校教育の充実

日 時:2001年1月27日(土)

場 所:公共学校共済組合「アウィーナ」(大阪市天王寺区石ヶ辻町19番12号)

●担 当:成田 滋(兵庫教育大学学校教育研究センター)

 

研究会への参加は、当日受付にて同研究会の報告集(1000円)をご購入いただければ、一般の方でも可能です。

 研究発表申し込み多数につき2会場となりました。また、当日、プログラムに変更がある場合があります。あらかじめご了解ください。なお、今回の研究会では司会者はおかず、発表者の責任で時間管理、質疑などを行う外国の発表形式を試みます。発表者はもちろん、参加者のみなさまのご協力をお願いいたします。1件の発表時間は質疑を含めて20分とします。発表者の交代に約5分間の時間を用意しています。


日程

8:00 受付開始

8:55 開会   会場の2つの部屋に分かれております。

●プログラム 会場:テーマ発表

9:0012:15 研究発表--------------------------

 (1) 甲西町におけるIEPとイントラネットの構築:甲西町発達支援センターITネットワーク構想

 ○西谷 淳(甲西町立三雲小学校) 、藤井茂樹、小西喜朗、成田 滋

 (2) オンライン教授/学習ツール利用による現職教員エンパワーメントの試み

 ○筱 更治・成田 滋(兵庫教育大学)

 (3) Williams症候群児の和音感の理解を促すMIDIとスイッチ入力の活用

 ○井上久美(兵庫教育大学大学院)

 (4) 全寮制肢体不自由養護学校におけるインターネットの教育実践:とくに生徒の電子的交流を中心として

 ○田中好國・三宅史敏(兵庫県立播磨養護学校)、松本吉生(兵庫県立明石高等学校)

 (5) 障害児と健常児の相互理解を深めるPalace『森の美術館』交流について

 ○明崎潤子(兵庫教育大学大学院修士課程)、正司和彦(兵庫教育大学)

 (6) 個人情報端末を用いた図形シンボル代替コミュニケーション支援システムの試用

 ○大杉成喜(国立特殊教育総合研究所)、笹野 潔(障害者とコンピュータ利用教育研究会)、佐原恒一郎(千葉大学)、江尻 聡(M's Design Factory)、林 正直神奈川県立鎌倉養護学校)、熊谷 修(千葉県立柏養護学校)

 (7) 障害児教育における情報機器の活用を障害種別と重度―軽度のマトリクスで概観する試み

 ○大森直也(京都府立南山城養護学校)

 (8) ひらがな文字が書けない子どもへのワープロ指導

 ○高木浩三(府立寝屋川養護学校)

12:15〜13:15 昼食--------------------------------

13:1515:40 研究発表-------------------------

 (9) IT時代を控えた知的障害養護学校におけるネットワーク活用:子どもと教師のネットワークコラボレーション

 ○太田容次・阿部弘・塩沢晴史・丸田尚志・松村斉(滋賀大附属養護学校)

 (10) 病弱児や肢体不自由児に対するコンピュータを用いた社会自立へのコーディネイトモデルの研究開発

 ○渡部親司(島根県立出雲養護学校)

 (11) 府内養護教育諸学校間のネットワーク・プロジェクト「OPEN」と「いよいろオープン」

 ○中内幸治(プロップ・ステーション)、中島康明(大阪府立盲学校)、丹羽登・山本一寿(大阪府立茨木養護学校)、松本正休・工藤桂司(大阪府立八尾養護学校)、高木浩三(府立寝屋川養護学校)、奥村政則(大阪府立羽曳野養護学校)

 (12) パソコンによる読譜自習システム:養護学校での試み

 ○安田美和子・襟草締(大阪府立堺聾学校)

 (13) 視覚障害者の新しい情報教育

 ○村上佳久(筑波技術短期大学視覚部)

 (14) みんなでコミュニティ広場を創ろう:障害者学級をつなぐTVネットワーク

 ○桑江 茂(大阪府立寝屋川養護学校)

16:25 閉会

 

 

 

●プログラム 会場:教育工学一般

9:0012:15 研究発表--------------------------

 (1) Cプログラム診断システムの試み

 ○櫻井桂一(愛知県立大学)

 (2) PowerPointのハイパーリンク機能を利用したCAIの作成

 ○岩下紀久雄・武岡さおり・尾崎正弘(名古屋女子大学短期大学部)

 (3) 日本語教育支援のための小学校教科書の構造化データの作成と解析方法について

 ○森下淳也(神戸大学国際文化学部)、中尾桂子(神戸大学大学院総合人間科学研究科)、康 敏・大月一弘・鏑木 誠・横尾能範(神戸大学国際文化学部)

 (4) 理系学生と文系学生の認知構造の相違−コンピュータリテラシー教育を例に−

 ○鏑木 誠・宇津木成介・森下淳也・大月一弘・康 敏・横尾能範(神戸大学国際文化学部

 (5) 受講者に応じたヒントや教材を提示する遠隔教材の開発

 ○中沢亮太・萓 忠義・室井幾世子・原田早苗・田中幸子・田村恭久(上智大学)

 (6) インターネット学習場における協調学習支援環境−学習情報の管理について−

 ○香山瑞恵・岡本敏雄(電気通信大学大学院)

 (7) 協調的な学習活動における設計・計画支援―協調的設計機能の教育的意義に関する考察

 ○坂本將暢・香山瑞恵・岡本敏雄(電気通信大学大学院)

 (8) 2地点を2回線双方向接続の研究会におけるオペレーターの操作スキルについて

 ○三尾忠男・結城皖曠・山岡克式(メディア教育開発センター)、黒田 卓(富山大学)

12:15〜13:15 昼食--------------------------------

13:1515:40 小講演-------------------------

 『デジタル時代のビデオ活用法』 13:15-13:45 

   俵谷直孝(大塚商会

 『ろう学校の現状と問題点・課題』14:00-14:30 

   伊藤 守(都立綾瀬聾学校)

 

 

●協賛

 本研究会は、以下の5つの団体の協賛をいただいていております。

  障害者とコンピュータ利用研究会(MES)

  大阪養護教育コンピュータ研究会(Daicom)

  ACE教育とコンピュータ研究会(ACE)

  CEIC コンピュータ利用教育協議会

  大阪府高等学校情報教育研究会

 

●開催協力

 研究会の企画運営に当たり、丹羽 登(府立茨木養護学校)、中島康明(府立盲学校),松本正休(府立八尾養護学校)、   上谷 良(兵庫県立教育研修所)の4名の方にご支援いただいております。

 

●会場へのアクセス

最寄り駅1:近鉄線『上本町』から南へ徒歩3分。

最寄り駅2:地下鉄谷町九丁目駅から南東へ徒歩8分

所要時間の目安:1大阪空港から ---- 約30分(関西国際空港、大阪空港へは、近鉄上本町から専用バスが連絡しております)

        2 新大阪駅から(地下鉄) ---- 約40分

        3 大阪駅から(地下鉄・JR) ---- 約30分