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日本教育工学会 JAPAN SOCIETY FOR EDUCATIONAL TECHNOLOGY
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SIG活動

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SIG-11 情報教育

加納寛子(山形大学),藤川大祐(千葉大学),布施泉(北海道大学),野崎浩成(愛知教育大学),
梅田恭子(愛知教育大学),江島徹郎(愛知教育大学),徳野淳子(福井県立大学),
荒巻恵子(東京大学大学院),大場みち子(公立はこだて未来大学),佐々木 弘記(中国学園大学),
丸山 有紀子(東海大学),小松 香爾(文京学院大学)

【設立の趣旨】
 日本語のリテラシー(読み書き)は小学校1年生から高校3年生まで12年間学んでいる。日本語が話せる、文字が書けるようになったから十分だとは誰も思っていない。その理由は、12年間国語の教育と評価を受けることによって、日本語の読み書きの何処が得意で、何処が欠けているのかが、自己評価できているため、多くの人は鉛筆を握って文字が書けるからといって国語が不要とは思わない。
 しかしながら、パソコンが使え、プログラミングがでると、情報リテラシーが身についていると勘違いしがちである。それは、情報リテラシーの教育と評価を受けていないからである。インターネットというインフラが、水や電気のごとくあたりまえとなる新しい時代を生きる子どもたちは、バランスよく系統的に情報リテラシー教育を身につける必要がある。アルゴリズムの理解にはプログラミングが必要であるし、ネット上のトラブル回避には情報モラルが必要である。ビックデータ時代といわれる昨今の膨大な情報を分析し判断するためには情報分析も必要不可欠だ。バランスよく情報リテラシーの教育と評価を受けることによって、情報リテラシーの何処が得意で、何処が欠けているのかが、自己評価できる人を育成することが必要である。
 新しい時代を生きる子どもたちが学ぶ必要のある情報リテラシーの主な柱には、「情報通信技術」「情報システム」「問題解決」「情報分析」「情報モラル」「情報の歴史」「情報機器の操作」等がある。それらを系統的に、小学校1年生から高校3年生さらには大学生まで、情報リテラシー教育の体系的カリキュラムや到達目標を検討していくことが、本SIGの設立趣旨である。
 ここまで書いてきた[情報リテラシー]という用語は、世界標準と考えるユネスコのinformation-literacyの概念規定を用いている(http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/access-to-knowledge/information-literacy/)。ユネスコの概念規定では、とくに情報機器の操作については言及せず、広い意味合いで用いられているが、我が国で一般的に利用される[情報リテラシー]と誤解される恐れがあるため、[情報教育]とした。
 また、世界を概観すると、初等教育においては、パソコンやタブレットなどの情報機器を使わないアンプラグドコンピューティングなどが普及し成果を上げているが、我が国ではあまり行われていない。小さな子どもに情報機器を与えると、操作することが中心になりがちで、情報の概念的理解がおろそかになりがちである。
そのため、本SIGの柱の中心は、「情報的な見方・考え方」を育てる情報教育とし、小学校段階では、情報機器は使わないアンプラグドコンピューティングや情報モラル教育、情報の歴史の学習などを進め、ある程度十分な情報に関する概念を学んだ上で、アルゴリズムの理解のためにプログラミングを行う教育、情報システムの概念理解を確認するために、データベースの作成など、幅広く情報について学ぶ情報教育のカリキュラム作成を目指している。
「教育の情報化やICT活用」と「情報リテラシー教育」は、明確に柱を分ける必要があると考えている。なぜなら、目指すゴールが異なるからである。教育の情報化やICT活用の目的は、情報機器を活用して数学の学力を伸ばすのように、情報機器はあくまでプロセスという視点である。しかしながら、情報教育の目的は、情報的な見方考え方を育てることが目的で、数式を利用して情報分析をしたとしても、数式はプロセスであって、目的は情報科学の知識や理解が深まったか否かであり、それが評価観点になる。

【アピールポイント】
アンプラグドコンピューティングなども含め、「情報的な見方・考え方」を育てる情報教育の体系的カリキュラムを検討していく点。

【キーワード】
情報リテラシー、情報的な見方・考え方、系統的学び、体系的カリキュラム

■ 研究会・イベントのお知らせ

合同ワークショップ
「児童生徒のネット利用に関する教育実践研究のあり方」
[2015年8月12日(水)開催]

情報教育研究会 〜pepperも参加予定〜[2015年11月7日(土)開催]

第2回研究会 〜レゴマインドストームを組み立ててみよう〜[2015年11月29日(日)開催]

第4回 情報教育研究会
〜ヒューマノイドロボット活用のアイデアソン・ハッカソン〜
[2016年3月24日(木)開催]

第5回 情報教育研究会 『学びあいによるパソコン組み立て教室』[2016年12月17日(土)開催]

第6回 情報教育研究会 ポスターセッション[2016年12月20日(火)開催]

第7回 情報教育研究会
『義務教育段階でのプログラミング教育必修化に向けて』
[2017年5月13日(土)開催]

第8回 情報教育研究会 『学習データ蓄積・分析・視覚化/一般』[2017年7月7日(金)開催]

情報教育研究会・イベントのお知らせ
https://informationeducation.wordpress.com/

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