SIG-CL
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【開催報告】2025年春季全国大会 SIGセッション
成城大学にて開催された日本教育工学会春季全国大会 SIGセッションにおいて,「学習用ツールとしてのロボットや没入型環境を用いた協調学習:人間と技術の協創や関係性をデザイン」というテーマで,大喜多優サンドラ(Sandra Y. Okita)先生(コロンビア大学 教育学大学院 ティーチャーズカレッジ)にご講演をいただきました.
- 日時:2025年03月09日(日)13:30〜14:55
- 会場:成城大学
- 講演者:大喜多優サンドラ(Sandra Y. Okita)先生(コロンビア大学 教育学大学院 ティーチャーズカレッジ)
- テーマ:「学習用ツールとしてのロボットや没入型環境を用いた協調学習:人間と技術の協創や関係性をデザイン」
(”Designing collaborative learning relationships between human and technological artifacts within/outside of immersive environments”) - 参加者数:86名
Social robotics and learningについて長く研究に取り組んでこられてきた大喜多先生のご講演は,学習場面のテクノロジと人との関係に関するこれまでの研究のほか,これから始まるデジタルツイン学習環境づくりに至るまで多岐に渡り,学習環境にテクノロジを導入する際の教育研究の視点について参加者に深く問いかけるものとなりました.
フロアを交えたQ&Aセッションでは,急速に高度化するテクノロジの学習環境への負の影響や,様々なデータが大量に収集できるようになることの教育分野における光と影など,意義深いディスカッションが交わされました.
ご講演をお引き受けくださいました大喜多先生,ご参加頂いた皆さま,ありがとうございました.本SIGでは今後も協調学習,学習科学に関して,広く皆さまと議論する場を設けていく予定です.
なお,本講演の記録映像は,後日下記のSIG-CL 情報共有ページにて公開予定です.
- SIG-CL 情報共有ページ(https://sites.google.com/view/JSETsig06/)
- SIG-CL Facebook ページ(https://www.facebook.com/JSETsig06) ※旧SIG-06 から継承
文責:大﨑 理乃(島根大学)