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シンポジウム

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日本教育工学会 2014 年度6月のシンポジウム(最終報)

  日時: 2014年 06月21日(土)10:00〜16:00(受付 09:30から)
会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 ディジタル多目的ホール
   東京都目黒区大岡山2-12-1 http://www.titech.ac.jp/
   ・東急大井町線 大岡山駅 徒歩1分  ・東急目黒線 大岡山駅 徒歩1分
参加費: 500円(当日受付にて直接お支払いください)
申込方法:当日受付にて直接お申込下さい.一般の方の参加を歓迎します.

【午前の部:10:00〜12:00】 シンポジウム1

■テーマ:
 PISA2015の先を見据えた形成的評価のあり方

■ねらい:
 経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development: OECD)では,15 歳児を対象に読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーの分野について,国際的な学習到達度に関 する調査(Programme for International Student Assessment: PISA)を2000年から3年ごとに行っ ている.直近のPISA2012 では,前回前々回からの日本の順位回復が,基礎力充実に重きを置いた学習 指導要領改訂との関係性で議論されているが,短絡的因果関係の解釈は,将来の教育政策に対して必ず しも光明を示すものではない.
 一方で,OECD の国際比較に対するアプローチにも大きな変化が見え始めている.PISA2015 では, 現実社会におけるイノベーション,知識創造との関連で,21世紀型スキルの育成に焦点をあて,情報リ テラシーおよび協同問題解決のテスト項目が新たに追加される.つまり,情報テクノロジを駆使して新 しい知識を創造していく能力が労働者に要求されていくと考えられているのであり,各国の教育はそれ に対応せねばならない.しかしながら,こうした新しい能力の重要性は多くが賛同しているにもかかわ らず,作成される評価項目は,その知見を適切に反映していない危惧も指摘されている.
 こうした背景のもと,シンプルなテスト項目の得点という「薄い」評価指標を越えた本来の意味での 形成的評価指標を,質の高い学習研究を通して作成し,教育界にその信を問うことが日本教育工学会の ミッションの一つであろう.本シンポジウムでは,この目的を達成する第一歩として,PISA2015の現 状を理解すると同時に,情報テクノロジを駆使した知識創造実践を形成的に評価する新たな試みについ て研究知見を共有し,突破口を見いだす議論を展開したい.
 まず,司会を担当する山田雅之(企画者)から「企画趣旨と登壇者の紹介」を行った上で,各登壇者 による20分の話題提供と10分間の質疑応答を設ける.登壇をお願いする方々は,益川弘如氏(静岡大 学),小柳和喜雄氏(奈良教育大学),白水始氏(国立教育政策研究所)の3名である.益川氏には, 「PISA2015 に繋がった21 世紀型スキルプロジェクトの整理」と題して,ATC21S(Assessment and Teaching of 21st Century Skills)コンソーシアムにおける21世紀型スキルの整理がPISA2015 のテス ト項目の開発に及ぼした影響についてお話しいただく.続いて,小柳氏には「協同問題解決とICTリテ ラシーの関係をどのようにとらえ,分析すると,結果を指導に活かせるのか?」と題して,PISA2015 で追加される2項目の関係性とそれを具体的な学習指導にどのように活かしていくことが可能かにつ いてお話しいただく.そして最後に白水氏には,「学習環境の「形成的」評価:21 世紀型スキルが知識 創造に結び付いているか」と題して,21 世紀型スキルの獲得は知識創造という実践のための十分あるい は必要条件なのかという根本的な問い直しと,その議論を踏まえた上での形成的評価に関する新たな見 解をお話しいただく.これらの登壇者のお話を受けて,大島純(企画者)が指定討論と全体ディスカッ ションのコーディネートを担当する.
※話題提供のタイトルは当日変更の可能性もあります.

【午後の部:14:00〜16:00】 シンポジウム2 (学会員および一般向け)

■テーマ:
 スマホとSNS時代における情報モラル教育について
 〜ネットいじめ、ネット依存、ネット炎上等に教育工学会はどう対応するか〜

■ねらい:
 インターネットの普及とともに私たちの生活は大きな変化をとげた。特に、手のひらPCと言われるスマートフォンやタブレットの普及で、いつでも、どこでも、だれでもが、ネットのよさを享受出来る時代となった。しかし、SNSと言われる情報発信やコミュニケーションが出来るアプリの普及により、小中高大学生に様々な問題が生じている。これら喫緊の現代的課題であるネットモラルの問題に教育工学会はどう対応するか多角的な視点を有する登壇者で議論を試みたい。

パネリスト
1 竹内 和雄 (兵庫県立大学、元大阪府寝屋川市教育委員会)
  <学校教育、生徒指導の視点から(児童生徒の実態をふまえて)>

2 土井 隆義 (筑波大学 人文社会系社会学)
  <社会学的な視点から(つながり過剰症や依存症の社会的背景をふまえて)>

3 湯淺 墾道 (情報セキュリティ大学院大学)
  <法情報学の視点から(ネットと法律をふまえて)>

4 小林 直樹 (日経BP社 日経デジタルマーケティング編集)
  <ネット炎上の取材的視点から(炎上事件の原因等をふまえて)>

指定討論者
  山西 潤一 (日本教育工学会会長、富山大学)
  <日本教育工学会の視点から>

コーディネータ
  桑崎  剛 (熊本市立総合ビジネス専門学校、安心ネットづくり促進協議会)

 近年、各地域のPTA活動や内閣府、総務省、文部科学省など、色々な方面からネットモラルの啓発事業が取り組まれている。ICT関連の学会として情報モラル教育に関する論文やシンポジウム、フォーラム等の開催はまだ少なく、今回、本学会がこのテーマに取り組むのは大変意義深いことである。

※学会員以外の参加を歓迎いたします。
 小中高大の先生方、保護者の皆様、教育委員会関係者、関係省庁等行政関係者、通信事業者、アプリ開発関係者など、ネット関連企業の多くの方々も含め、幅広く関係の方々に参加をお願いしたいと考えています。学会員以外の一般の方々の参加も大いに歓迎します。
 

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