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合宿研究会

  2014年度 冬の合宿研究会のご案内(最終報)
「対話のラーニングアナリティクスを目指して」
 
   
  ■趣旨
 協調的な問題解決能力の教育と評価に関心が集まっている.教育には,みんなで対話しながら問題を発見し解決する協調的な学習形態が有効であることは自明だが,問題は,その過程やそこで培われたは ずの「力」の評価である.すべての協調学習場面の記録が取れ,すぐさま分析できれば理想的だが,なかなか技術的な壁は大きい.その理想が実現できる日までは,散発的に採られたデータを基に,学習者 の日々の学びを推定するほかないだろう.そこで,本合宿では,全国学力・学習状況調査を一人で解いた場合と二人で解いた場合とを比較したデータ(Shirouzu et al., 2015)を基に,対話を分析して学習 者の日々の協調問題解決経験や能力をどこまで推定できるかに挑む.データは「ビッグデータ」と呼ばれるほどの量には達していないが,少数事例を基にして,分析して意味のあるデータや資料を同定する こと,さらには探索的な分析枠組みを提案することには,今後学習データが爆発する時代の準備として意味のあることだろう.

 合宿では,対話の分析方法の学習や分析ツールの使用機会も含む.対話をどう読むかの議論から始めて,その分析に必要な条件を洗い出し,実際分析を行って結果を交換する.さらに,発話から認知過程 やスキルを推測する手法やツールを用いた自動化,エージェントなどを用いた CBT 化の可能性を模索する.

 協調学習を授業等に取り入れてその効果を検証し授業を改善したいと考えている現職教員やコーチ,教育実習生,研究者,あるいは,規模に関わらず,対話による協調的な問題解決過程を評価したいと考 えている教育行政関係者や研究者,何らかの実践型の研究を進めたいと考えている若手研究者や大学院生を対象にして,ワークショップやグループワークを中心に議論を進めたい.

 ここでの議論をもとに教育実践と学習理論を連携させ,現場の教育関係者と研究者が緊密な共同研究を進めていけるような交流の場になることを期待している.

■日時
2015年 2 月26日(木) 13:00 〜 27 日(金) 16:00

■会場
内田洋行東京ユビキタス協創広場2階 CANVAS
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas.html
内田洋行様に会場をご提供いただきました.ありがとうございました.

■定員
45 名

■講師
白水 始先生(国立教育政策研究所)
遠山紗矢香先生(静岡大学)

■ファシリテーター
山田雅之(日本教育大学院大学)

■対象者
協調過程の評価や対話データの実践的な分析について理解を深めたい研究者・実践者・教育関係者(特に現場で教師やコーチ等として学習の支援をしている現職の方,また現場と一緒に研究を進めたい若手研究者や大学院生を想定しています.)

■参加費
2000円(予定)

■情報交換会参加費
6000円(予定)

■宿泊
各自で手配をお願いします.宿泊等のご案内・ご紹介・斡旋等はいたしませんので,各自ご了承下さい.情報交換会は会場周辺を予定しています.

■申し込み (定員に達しましたので締め切りました)
スケジュール等の詳細なご案内についは後日改めてご連絡をさせていただきます.

■スケジュール(予定)
2015 年 02 月 26 日(木)
12:00〜13:00 受付
13:00〜13:30 研究会開始 趣旨説明・課題の共有
13:30〜14:30 グループワーク1:全国学力・学習状況調査結果分析
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:30 グループワーク2:全国学力・学習状況調査 協調問題解決結果分析
16:30〜17:00 講演1:白水 始先生
17:00〜18:15 グループワーク3:協調過程分析のための基礎理論
18:15〜18:30 休憩
18:30〜19:00 ディスカッション:明日試したい RQ,分析対象,分析方法
19:15〜21:15 情報交換会

2015 年 02 月 27 日(金)
10:00〜10:10 趣旨説明:前日の議論を受けた課題の確認と趣旨説明,システム紹介
10:10〜11:00 グループワーク4:システム用いた分析体験
11:00〜12:00 講演2:遠山紗矢香先生
12:00〜13:00 昼食
13:00〜15:00 グループワーク5:講演を受けてシステム活用,実践への導入案作り
15:00〜15:30 全体ディスカッション
15:45 解散

謝辞
内田洋行様に会場をご提供いただきました.ありがとうございました.
富士通様に PC をご用意いただきました.ありがとうございました.
 



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