日本学術会議 会員専用ページ 入会申込
ENGLISH
日本教育工学会 JAPAN SOCIETY FOR EDUCATIONAL TECHNOLOGY
  • MAP
  • お問合せ
  • JSET NEWS
  • 合宿
  • 研究会
  • 全国大会
  • シンポジウム
  • 産学共同セミナー
  • SIG活動

SIG活動

SIG09(質的研究)へ戻る

日本教育工学会SIG-09「質的研究」
第1回ワークショップ「質的研究の第一歩を踏み出す」

 質的研究を初めて始める方からは「そもそも質的研究とはどのような研究アプローチなの?」「フィールドにおける様々な事象をどのように捉え理解すればよいの?」「どんなデータを、どのように収集すればよいの?」「収集したデータをどのように分析すればよいの?」といった声がよく聞かれます。本ワークショップでは、質的研究に関するこうした基本的かつ根本的な疑問に答えることを目的とします。

 質的研究はこれまで教育工学で主に採用されてきた工学的な研究アプローチとは異なる考え方に基づいて行われます。そこで、関連する諸理論を整理して質的研究ではどんな研究成果や知見を得ることを目指しているのかを、久保田賢一先生(関西大学・教授)よりご講演いただき、確認します。例えば、質的研究において何を「学習」とみなし、それをどのように捉えるのかについてお話しいただきます。

 また、質的研究の進め方やそのデザインについて、実際に質的研究に取り組んでこられた山田嘉徳先生(関西大学・特任助教)から話題提供していただきます。山田先生は、これまで大学におけるゼミ活動やピア・ラーニングなどの正課内外の教育実践をフィールドに研究を実施してきた経験をお持ちです。そこで、質的研究の実際のプロセスについて、ご体験をもとに説明していただきます。具体的には、下記について説明をして頂きます。
  ・研究対象となるフィールドへの研究者の関与の仕方、
  ・フィールドで活動する研究参加者と研究者の関わり方、
  ・立ち上がってきたリサーチクエスチョン、
  ・データ収集と分析の仕方、
  ・最終的に得られた知見、
  ・質的研究を行う上での難しさや困難、など。

 最後に関心のフィールドが近い参加者で小グループを作り、質的研究に対する理解を深めるためのディスカッションを行います。質的研究では、これまで見落とされてきた様々な学習やそれを促している学習環境について光を当てる可能性があるアプローチですが、取り組む研究者や実践者はいまだ多くないのが現状です。本ワークショップは、質的研究を行う研究者や実践者間のネットワークを形成し、その質を向上させていくことを目指します。

  • 日時:2015年12月5日(土) 13:00 〜 16:00
  • 場所:関西大学 千里山キャンパス 尚文館 508教室
       http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html  (6番の建物です)
  • 講師:久保田 賢一 先生(関西大学総合情報学部・教授)
  • 話題提供:山田 嘉徳 先生 (関西大学教育推進部・特任助教)
  • 対象者:質的研究を始めようとお考えの方
       ※特に質的研究について関心を持っているがこれまで採用してこなかった方、
        これから質的研究を学びたいと考えている方などの参加を推奨します。
  • 定員:25名程度
  • 参加費:無料
  • 参加申込:申込は終了しました
  • 留意事項
    ワークショップでの議論を深めるために、以下の指定参考図書および論文を事前に読んだ上でご参加いただきます。
    ・秋田喜代美(2007)教育・学習研究における質的研究.秋田喜代美・能智正博(監修)はじめての質的研究法:教育・学習編.pp.3-20.東京図書、東京
    ・藤江康彦(2007)教育・学習研究における質的研究の留意点.秋田喜代美・能智正博(監修)はじめての質的研究法:教育・学習編.pp.21-45.東京図書、東京
    ・山田嘉徳(2011)先輩後輩関係を指導単位とするゼミ制度の有効性に関する一考察:B&S制度における協同的な学びに着目して.京都大学高等教育研究17.pp.1-14.
  • 企画:山本良太(東京大学)・時任隼平(関西学院大学)

ページトップへ

日本教育工学会 事務局 TEL:03-5549-2263/FAX:03-5575-5366
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13三会堂ビル8階