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会長ご挨拶

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  会長就任ご挨拶 (2017年7月)
日本教育工学会 第8代会長  鈴木克明(熊本大学)
 

 平成29年度の役員改選の選挙で,第8代会長に選出いただきました鈴木克明です.会長就任にあたり一言ご挨拶申し上げます.

 改選後初めて東京で開かれた理事会の席上で,監事に就任された山西潤一前会長から「理事会も随分と若返ったねぇ」との言葉をいただきました.本学会初めての50代の会長誕生となり,理事の顔ぶれも確かに若返りました.50代の人を会長に,というのは前副会長で編集長だった吉崎静夫先生が強く望まれていたことでした.私と同世代の美馬のゆり教授,堀田龍也教授,加藤浩教授(編集長兼任)の3人に副会長をお引き受けいただき,理事の皆さんと,そしてさらに若返った評議員の皆さんの協力のもと,本学会の発展のために微力を尽くす所存です.どうぞよろしくお願いいたします.

 本学会は1984年11月設立以来,30余年の間に着実に発展し,会員数も3000名に迫り増加の一歩をたどっています.その時々の教育課題の解決に向けて様々な研究成果を積み重ね,論文誌や全国大会,あるいは研究会での研究成果も増え続けているように感じます.一方で,データに基づく実証的な研究を標榜する本学会がどのような実態にあるのか,その動向を正確に把握しているといえる状況にはありません.IRが研究課題としての重要性を増している今日において,データの重要性を重んじる本学会の強みや弱みをしっかり把握し,今後の展望を見誤らないようにするために,学会自身を分析する,いわゆる「学会IR」を推進していく必要性を感じています.財務や会員DBを含む情報システムの再構築に着手する中で,「学会IR」を展開し,その成果を会員の皆様にもお届けしていきます.

 Flexible, Open, Accountableの3つをキーワードして2014年度に活動を開始した「現代的教育課題に対するSIG(Special Interest Group)」も,今年度で一つの区切りを迎えます.全国大会での「課題研究」を発展させた6つのSIGでスタートし,次年度には会員の発意による5つのSIGを加え,それぞれが創意工夫を凝らしてユニークな活動を展開してきました.新しい試みゆえに,SIG活動を取りまとめるSIG委員会は,予期せぬ課題の整理と解決に奔走してきました.それぞれのSIGは,来年度からもその活動を継続するかどうか,継続するとすれば次の3年間で何をどう進めていくかの計画とともに,これまでの活動成果を総括・報告してもらいます.同時に,新しい「現代的教育課題」についてのSIG新設を公募します.多彩で多様なアプローチで本学会の目指す教育実践に役立つ研究が展開できるように,継続・新設の可否を理事会で審査していくことになります.新しい動きを提案するために,そして既存のSIG活動を担い更に発展させるために,会員の皆様の積極的な参画を期待します.

 山西前会長の重点施策の一つとして取り組んできた国際化も具体的な成果を挙げつつあります.AECTとの相互交流を継続し,また日中教育工学フォーラムを発展させる形で今年度の全国大会では中国教育技術協会(CAET)と本学会との間で協定を結ぶ運びとなりました.今後は,韓国教育工学会との連携もさらに強固なものとし,また,文部科学省のEDU-Port事業への本学会としての参画を含め,世界の関係機関との互恵的な関係を深めていきたいと願っています.

 この大きな変革の時代にあって,本学会を取り巻く環境の変化も予測が困難な状況ではありますが,それゆえに,本学会に期待される役割も小さくないと思います.会員一人ひとりの教育工学研究が進展することを願って,学会としてできることに取り組みます.それと同時に,学会全体として社会に貢献できるよう,学会活動への会員の皆様の積極的な参画をお願い申し上げ,会長就任のご挨拶とさせていただきます.
 

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